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【ひろゆきさんに新NISAについて聞いてみた】やるべき? 何がお得? 初心者にやさしく教えてくれました

  • 2024.4.14

お金の不安を少しでも軽くして、毎日を幸せに過ごすにはどうすればいい……? 今の時代に知っておきたいお金の知識やお金との付き合い方を、ひろゆきさんにたずねました。

教えてくれたのは…ひろゆきさん

1976年生まれ。 元「2ちゃんねる」の管理人。YouTube動画配信、コメンテーターなど多方面で活躍中。『図解だからわかる お金の本 死ぬまでお金にこまらない!』(興陽館)など著書多数。

Q. NISAや新NISAってどんな制度?

A. 「『NISA』は、投資で得た利益にかかる税金が非課税になる制度」

本来、株式や投資信託などで得た利益には約20%(20.315%)の税金がかかりますが、「NISA口座」で、一定額の範囲内で購入した場合はゼロになります。
2024年から始まった「新NISA」では投資できる年間の上限額が360万円、生涯の上限額が1800万円にアップ。非課税期間も無期限となり、注目を集めています。
「この上限額を超えるほど投資できる人はほぼいないと思うので、まずはNISA枠内での投資で十分ではないかなと思います」

Q. そもそも投資信託って どういう仕組み…?

A. 「運用の専門家が投資・運用し、投資家に利益を分配する商品」

「投資信託」とは、金融機関を通して投資家から集めたお金をひとつの資金としてまとめ、運用の専門家である「ファンドマネージャー」が株式や債券、不動産などに投資・運用する商品のこと。運用益は投資額に応じて投資家に分配されます。

Q. 新NISAで投資をする場合、 選ぶべきものは?

A. 「手数料のかからないインデックスファンド一択」

投資信託には、「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2種類があります。

インデックスファンドは、日経平均株価やTOPIXなど、特定のある指標=インデックスと同じ値動きをすることを目指して運用されるもの。
対してアクティブファンドは、専門家が運用判断をして指数を上回るリターンの獲得をめざすものです。

「投資初心者がトライするなら、他の投資に比べてリスクの低いインデックスファンドが無難。また、取引手数料や信託報酬などが低い商品を選びましょう」

インデックスファンドの具体的な商品
→ 全世界株式(オールカントリー)、S&P500、日経225(日経平均)

Q. 新NISAはどの金融機関で始めるべき?

A. 「自分が投資したい商品をその金融機関が取り扱っているかどうかをチェック」

「新NISA」を始めるには、金融機関に口座を開設する必要があります。
ネット証券は取り扱う商品が豊富、銀行は店頭での相談が可能……など金融機関によって特徴がありますが、重要なのは、自分が投資したい商品をその金融機関が取り扱っているかどうか。
日頃ポイ活をしている人は、そのポイントと連携している金融機関を選ぶのも手です。

手数料がゼロかどうかも重要なチェックポイント!

金融機関や投資する商品選びでは、取り扱い商品に加えて、取引にかかる手数料のチェックも忘れずに。 特に長期投資では、手数料は見逃せないポイント。多くのネット証券では、NISA口座での口座管理手数料などが無料になっています。

Advisor:Harumi Maruyama Illustration:Ayano Kinoshita text:Hanae Kudo
※写真・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください
リンネル2024年4月号より

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