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【食パンは、冷蔵庫に入れないで!】消費期限ギリギリ!(泣)「食べきれない食パン」を長持ちさせる保存テク

  • 2024.4.13

こんにちは、朝はパン派!管理栄養士でヨムーノライターの安達春香です。

消費期限が意外と短く、常温で3〜4日ほどしか持たない食パン。買ったものの食べ切れず、期限ギリギリになってしまった経験はありませんか?

実は正しく保存すれば、おいしさをキープしたまま長持ちさせられるんです。

今回は、食パンの保存方法をご紹介します。

冷蔵室はNG!食べきれない分は早めに冷凍を

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余った食パンは、密封して冷凍するのがおすすめ。

冷蔵庫に入れる方もいるかもしれませんが、実はNGなんです。小麦粉に含まれているデンプンは、0~4度くらいの温度で急激に劣化するため、パサパサの食感になってしまいます。

食パンのパッケージには「開封後は、お早めにお召し上がりください」と書かれていることがほとんど。

一度開封すると劣化がはじまってしまうので、食べきれないとわかった時点で早めに冷凍しましょう。

食パンの保存方法①1枚ずつラップで包む

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冷凍するときに気をつけるポイントは「パンを空気に触れさせない」こと。空気に触れると乾燥してパサついたり、酸化したりと、風味や食感が悪くなります。

また、冷凍庫はお肉や魚などいろいろな食材が入っているため、それぞれのにおいが移り、せっかくのパンの風味が台無しになってしまいます。

乾燥とにおい移りを防ぐためにも、空気が入らないように一枚ずつラップでぴったりと包みましょう。

食パンの保存方法②食品用保存袋に入れる

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ラップで包んだ食パンをチャック付きの保存袋に入れて空気を抜き、しっかりと口を閉じます。

最近は、100均などでパン専用の保存袋が売られているので、そういったものを使うとよりおいしさをキープできます。

また冷凍庫に入れる時は、熱伝導率が高い金属製トレーの上に置くのがおすすめ。トレイにのせることで素早く凍り、ふわふわ食感が損なわれません。

この冷凍方法はフランスパンやロールパンなどでも同じです。 2週間を目安に食べ切りましょう。

冷凍食パンをおいしく焼くコツ

しっかりと密封して保存しても、冷凍した食パンをトーストすると、どうしてもパサついてしまうことがありますよね。

ここからはおいしく焼く方法をご紹介します。

高温・短時間で焼く

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外はサクサク、中はふっくらのトーストを焼くためには、短時間・高温で焼き上げるのがポイント!

冷たい状態から焼き始めると、どんどん水分が蒸発してパサパサになってしまいます。

トースターを3分ほど予熱してから、凍ったまま食パンをそのまま入れて焼きましょう。

このとき、下側を奥に向けて入れるのがおすすめ。食パンは上の方が密度が低くいため熱が伝わりやすく、下側は密度が高く熱が伝わりにくいといわれています。

トースターは奥の方が温度が上がりやすいので、下側を奥に向けて焼くとムラが少なくきれいに焼けます。

霧吹きやスチーマーで水分をチャージ

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やわらかい食感が好きな方は、霧吹きを使って食パンを湿らせてから焼くのがおすすめ。

冷凍で抜けてしまった水分を補えるので、ふわふわ感が復活しますよ。

霧吹きがない場合は、手に水をつけて軽く表面を撫でるだけでもいいですよ。

また、100均などで売られているトーストスチーマーを使うのも便利です。 小皿に水を入れて食パンと一緒に焼くだけで、手間なくおいしいトーストが食べられます。

しっとり派はアルミホイルで包もう

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あまり焼き色をつけたくない方、しっとりとした食感が好きな方は、アルミホイルで包んでから、いつもより少し長めにトースターで焼きましょう。

アルミホイルのおかげで水分が飛ばず、もちもちとした仕上がりになります。

冷凍保存で楽しいパンライフを!

普段何気なく保存していた食パンも、保存方法や焼き方を工夫するだけで、格段においしく食べられます。

すぐに食べないときは冷凍保存して長持ちさせましょう。

パンを余らせがちな方は、ぜひ試してみてくださいね。

出典:

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ライター:安達春香

おいしいと健康を両立させたい管理栄養士ライター

趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!

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