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新入社員「HSPだから仕事できなかった」と言われ困惑した話

  • 2024.4.13

このお話は、著者・マミヤ(@mamiyang83)さんの夫が会社で体験したエピソードを元にしてします。中間管理職である夫は、あるプロジェクトを任されます。メンバーには新入社員の村西くんが加わり、慌ただしく顔合わせとタスクの指示を行いました。そして、データ作成を村西くんにお願いしていたのですが、期日直前に重大なことが発覚します…。『新入社員がHSPだと言ってきた』をダイジェスト版でごらんください。

「HSPだから仕事できない」は通用する?

中間管理職であるマミヤさんの夫は、データ作成のタスクを新入社員の村西くんに割り振りました。2週間の期日があった中、一度も質問にはこなかった村西くん。どうやら優秀な人のようだと思っていました。

ところが、締め切り前日に「データができていない」と告げられます。さらに、仕事ができなかった理由は「HSPだから」と言われてしまいます。

自分の娘は自閉症スペクトラムのため、障害に理解がないわけではないマミヤさん。そこで、診断書を提出するよう指示しますが「病気じゃないから出せない」と言われてしまいます。

仕事の評価はどうする?

会社に来ている以上、仕事はしなければいけませんね。ただ、特別な配慮が必要な人がいたり、時には体調が優れず仕事に支障をきたすこともあります。そんなとき、客観的な判断材料として診断書が重要な役割を果たします。

ですが、診断書は出せないうえに、仕事もできない…では、対応に困ってしまいます。何より、本人にマイナスの評価が付いてしまいます。

さらに、仕事ができなかったのは、上司であるマミヤさんの「せい」のような言い方をされてしまいました。さすがに傷つきます。ですが一度時間をおいて、マミヤさんは村西くんのことを冷静に考えてみます。その結果、出した答えとは?

部下に伝えたい率直な思い

今まで、配慮が足りなかったことを素直に反省し、村西くんに伝えます。ですが、たくさんの案件を抱えている状況だと、まわりへの配慮が行き届かないことがありますね。その点についても、包み隠さずに話しました。

本作ではこのあと、上司の率直な話を聞き、自分の甘さについて反省した村西くん。その後は、わからないことはすぐに聞いてくるようになりました。

今回のエピソードでは、「特別な配慮をしてほしい」と思っている新入社員との関わり方に悩んだ体験談が描かれています。それぞれの立場や、仕事に対する思いが異なるため、「合わない」と感じることがありますね。ですが、お互いに正直な気持ちを打ち明けたことで、歩み寄ることができました。

やはり、仕事を円滑に進めるためには、コミュニケーションは欠かせませんね。職場での「特別な配慮」について、考えさせられる作品です。

著者:ももこ

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