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Snow Man、SixTONESらSTARTO所属アーティストが勢揃い!『WE ARE! Let’s get the party STARTO!!』【ライブレポ】

  • 2024.4.13

STARTO ENTERTAINMENTの最初の一歩を飾る豪華ライブ『WE ARE! Let’s get the party STARTO!!』が4月10日、東京ドームにて開催! 総合演出は東の松本潤、西の大倉忠義という二大巨塔が担当。所属アーティスト72名13グループ(SUPER EIGHT、KAT-TUN、Hey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2、timelesz(佐藤勝利は映像のみ)、A.B.C-Z、WEST.、King & Prince、SixTONES、Snow Man、なにわ男子、Travis Japan、Aぇ! group)(※NEWSは大阪公演のみ出演)が集い、5万5000人の観客を大いに沸かせた。そんなライブの様子をプレイバックしてお届け♡

オープニングは白い衣装に身を包んだ王子様然としたHey! Say! JUMP。人気ナンバー『White Love』をメインステージ中央で披露すると、メイン上手ステージからはピンクの照明の中、King & Princeが『koi-wazurai』をキャッチーな振り付けと共にパフォーマンス。次はメイン下手ステージからなにわ男子の『Poppin’ Hoppin’ Lovin’』。「カラフルなリズムで hey」という歌詞に合わせたようなカラフルな映像をバックにぴょんぴょん飛び跳ねる7人がかわいい! 早くも致死量のキラキラが東京ドームに振りまかれる。

次はセンターステージからデビュー曲『JUST DANCE!』を引っ提げたTravis Japanがさすがのダンススキルを発揮、同じくセンターステージからはA.B.C-Zが『Black Sugar』を大人のセクシーさを漂わせながら踊り、3塁ベンチからサプライズ登場したSixTONESが円形のバックステージで大ヒットナンバー『こっから』で盛り上げ、お祭りムードも最高潮に!

再びメインステージに戻ると、新体制になったKis-My-Ft2が1月にリリースされたばかりの『C’monova』をクールに、続いて王者の風格をまとったKAT-TUNが『Roar』を強く美しく、その後はWEST.が『証拠』を元気いっぱいに、それぞれの個性を如何なく発揮したパフォーマンスで魅せる。桐山照史が「新しい時代が始まったぞー!」と呼びかけたのが印象的だ。SUPER EIGHTは『がむしゃら行進曲』をメイン下手ステージで歌い、丸山隆平が「今日も楽しもうねー!」と呼びかけつつ、5人が「ヘイ! ヘイ!」と煽って、満員の客席は一体感に包まれた。

デビュー組の各アーティストの“名刺代わり”の生パフォーマンスの最後を飾ったのはSnow Manの『ブラザービート』。佐久間大介が「只今絶賛引きこもり」の歌詞を「只今絶賛ライブ中!」と替え歌にするなど、楽しい楽曲をさらに楽しく歌い踊ると、なんと最後のサビでは全アーティストがステージに集合して、全員で『ブラザービート』の「NANANANA NANANA~♪」の部分をダンスダンスダンス! アーティストもファンも満面の笑みが弾けた明るく賑やかでかわいい瞬間だった。

全員が揃ったところで、ジェシーが「声出てますかー⁉」「声出てます!」とボケたおしたり、中間淳太も「僕たちに負けずに声出てますか!」と問いかけたり、穏やかな雰囲気が漂うショートMCの後、西畑大吾が来月CDデビューするAぇ! groupを紹介。VCRと共に「5月15日デビュー!」の文字がデカデカとスクリーンに映し出された後、メインステージ中央にAぇ! groupがドーン!と登場、デビュー曲の『《A》BEGINNING』を披露。“ここから始まる!”という気合い十分に、仕上がりまくった5人がストレートに歌うロックナンバーがかっこいい。末澤誠也のハイトーンボイスのフェイクもバッチリ効きまくっていた。

その後、関西ジュニアが歌い継ぐ名曲『バンバンッ‼』をWEST.、なにわ男子、Aぇ! groupの3組で歌うというエモーショナルなステージに! 関西ジュニアに所属していた彼らにとって、特別な1曲を特別な場所で特別な仲間たちと歌えたのは感慨深かったに違いない。同期で仲良しの西畑大吾と正門良規が一緒に歩いたり、ボーカリストコンビ神山智洋が末澤誠也と肩を組むなど、センターステージから花道を練り歩いた関西チームの結束感とお祝い感が溢れていた。

関西の絆を見せた後は、KAT-TUN、Kis-My-Ft2、Travis Japanという、それぞれがコンサートのバックについていた先輩後輩の絆を見せるステージに。『LEVEL UP』を歌ったTravis Japanが、次のKis-My-Ft2の『FIRE BEAT』のバックで踊り、次のKAT-TUNの『DON’T U EVER STOP』『LIPS』では、Kis-My-Ft2とTravis Japanがバックで踊り、炎や火花の特効をバンバン使った派手な演出で圧倒。KAT-TUN兄さんたちのDNAが脈々と受け継がれたハードでかっこいい系に痺れまくり♡

スケジュールの都合でVCRでメッセージと共に『ぎゅっと』と『人生遊戯』を届けてくれたtimeleszの後は、Hey! Say! JUMPがムービングステージと2台のフロートで、縦横無尽に会場にアピール。フロートにはA.B.C-Zとtimeleszの菊池風磨と松島聡も乗っており、『RUN』では菊池風磨にもたれる山田涼介というレア構図に歓喜と胸アツの歓声が巻き起こる。胸アツの瞬間は、次のKing & Princeとなにわ男子の『ダイヤモンドスマイル』でも。永瀬廉と西畑大吾の仲良し同期コンビが向かい合って歌うシーンをはじめ、もともと関西ジュニアだった永瀬は、大西流星と長尾謙杜に挟まれたり、大橋和也に頬を撫でられたり、ジュニア時代に切磋琢磨した仲間たちとのじゃれあいが多め。その間にも髙橋海人とすれ違いざまにタッチするなど、微笑ましい瞬間が多発していた。

SixTONESは『ABARERO』と『WHIP THAT』で一瞬に東京ドームを巨大クラブ化させ、Snow Manは『Dangerholic』『HELLO HELLO』『W』で緩急あるパフォーマンス。ジャンプ!ジャンプ! クラップ‼クラップ‼のスト、腕でハートを作ったり(宮舘涼太&阿部亮平)、ケレンミたっぷりだったスノ。同期グループの個性を活かした多彩なステージに、ペンライトも一層激しく揺れて楽しい。

メインステージにWEST.とバンドスタイルのSUPER EIGHTが登場すると、SUPER EIGHT兄さんたちの生演奏をバックに、WEST.が『サムシング・ニュー』と『ハート』を歌うという贅沢コラボが実現! 盤石なバンドサウンドに乗せた、まるでフェスのようなアツく自由なパフォーマンスはWEST.の真骨頂! 思い思いに拳を突き上げ、音に身体を揺らす7人。途中、高揚がMAXになってたまらなくなったのであろう重岡大毅が、ニコニコ大笑顔で花道を走り回り、ぜぇぜぇ言いながらメインステージに戻ってきたときは、「戻れて良かった~」とか、「よくわからないけど元気もらえた~!」と思ったファンも多かったのでは? 重岡の「EIGHT兄さん、愛してるよー!」「みんなどうよ? 俺たち、暑苦しくて最高だろ!」「愛してるぜー!」の雄叫びは、最高of最高で、愛に満ち溢れた幸福感を会場にもたらす。この暑苦しさこそWEST.‼ EIGHT兄さんたちはバンドで『ズッコケ男道』『勝手に仕上がれ』を披露。途中でAぇ! groupをはじめ、Snow Man、Hey! Say! JUMPなども登場。ここからは全グループが入り乱れた豪華コラボ連続投下タイムに突入。

フロート、トロッコ、花道、各ステージなど、あらゆるところにアーティストたちがいるため、まさに“目が足りない!”状態に嬉しい悲鳴の会場。『シンデレラガール』の歌い出しでは、King & Princeのふたりと山田涼介と道枝駿佑という顔面美強者がドドン!とスクリーンに抜かれるとどよめきが起こる。盛り上がりテッパンのアッパーソング『Big Shot‼』や、全員での歌唱がエモさを増す『ハルカナ約束』などを歌い、いよいよ最後のチャリティーソング『WE ARE』で、圧巻&怒涛の約2時間半超を締めくくった。

最後は村上信五が「今日、足を運んでくれた皆さんが一番頑張ってくださったと思うから、拍手を送らせてください!」と呼びかけ、アーティストとファンがお互いに拍手を送りあう温かい空間に。「僕たちの新たな一歩です。明るい未来にお付き合いいただければ幸いです」との村上の力強い言葉に、彼らの明るく輝かしい未来と、唯一無二のエンターテインメントに改めて大きな期待が膨らんだ。

photo : TOMOAKI NAKATA

text : MAYUKO KUMAGAI

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