夫婦関係が壊れる原因として、モラルハラスメント(モラハラ)が挙げられることは珍しくありません。この物語は、妊娠・出産をきっかけに夫のモラハラに苦しむようになった妻と、モラハラをしていた夫の両方の視点から、それぞれが結婚生活で感じた思いや行動が描かれています。妻のヨシエは夫に無痛分娩をしたいと相談しますが…。はるのコタン(@haruno_kotane)さんの作品『嫁失格なので訴えます!』第4話をごらんください。
無痛分娩をしたいと妻から相談を受けた夫は、インターネットで見た無痛分娩反対派の意見に影響されて無痛分娩に反対しました。
「出産の痛みをしっかり感じて出産をしてほしい」という夫の自分勝手な気持で、妻の無痛分娩をしたいと言う希望は踏みにじられてしまうのでしょうか。
モラハラは1人で悩まず、第三者に相談して協力を求めて
このお話に登場する夫の妻に対する態度や行動は、モラルハラスメント(モラハラ)といえるものです。この物語では夫から妻へ対する無理な要求や理解の欠如、無神経な発言が、妻の心身を苦しめていきました。
夫婦間の良好な関係を築くには、お互いを理解して尊重し合うことが不可欠です。しかし、モラハラはその特性からコミュニケーションすらままならず、モラハラを受ける側がさらに苦しい思いをすることがあります。話し合いによる解決が難しく、当事者だけで解決できないケースも。
モラハラで苦しんでいても、家庭内の問題は他人から気づかれにくいものです。行政や弁護士などの第三者に相談できれば、それをきっかけに解決策が見いだせることもあります。「家庭内の不和を相談しにくい」とハードルを感じている方も、ぜひ一度勇気を出して頼ってみてください。
モラハラを受けている側は自分が悪いと思い込んでいる場合がありますが、決してそんなことはありません。わが身を守る気持ちを持ち、自分の心を大切に対処法を考えましょう。
著者:lilyco_cw