【疲労軽減・スピードUPが叶う！】筋膜リリースでケアしてフルマラソンを走った効果は……？

老若男女が楽しめるランニングは、気軽に始めやすいワークアウトとして人気。

でも、時によって膝を酷使してケガをしてしまったり、ランナー特有のケガ「ランナーズニー（ランナー膝）」もあるなど、しっかりケアをしなきゃいけないもの事実。

今回はウィメンズへルスショップで販売している、ランナー向けの「1ヵ月筋膜リリースプログラム」をエディターが試した結果をシェア！ するとケガ防止だけじゃなくて、ランナーに嬉しい効果が……。

なぜランナーに「筋膜リリース」が必要なの？

「筋膜リリース」は、全身の筋肉を覆っている“筋膜（きんまく）”という薄い膜をほぐすこと。筋膜は筋肉を保護したり筋収縮時の滑りを助けてくれる大事な役割を担っているけど、水分不足やストレス、同じ体勢での長時間作業（デスクワークなど）によって筋膜同士がくっついてしまう。そうすると、筋肉の動きを阻害して柔軟性が落ちてしまうので、筋膜リリースを行うことで、筋膜の萎縮と癒着を解きほぐして正常な状態に戻すのだ。

特にランニングは全身を使うスポーツだから、筋膜をほぐさずに走り始めると、筋肉痛やケガの原因に繋がってしまう。だから、ランニング前にはしっかり筋肉をほぐし可動域を広げて、筋肉の動きをスムーズにすることが大切。特にランニングの前に筋膜リリースをすることで、下記のような効果が期待できる。

筋膜リリースの効果

ランナーズニーなどの様々なケガの防止になる

疲労感が残りにくくなる

スピードアップが期待できる

呼吸がしやすくなる

ケガ防止だけじゃなくて、パフォーマンスアップにも繋がるからランナーは取り組まない手はないだろう。一体、どんな筋膜リリースが効果的なの？

ランナーのための「1ヵ月筋膜リリースプログラム」とは？

ランナーのケアプログラムがウィメンズへルスショップから登場。ウィメンズへルスと筋膜ケアの専門家が作ったランナーのための「１ヵ月筋膜リリースプログラム」は、一日約５分の筋膜リリースのプログラムを１カ月間続けていくというもの。

ランナーのために作られた筋膜リリースプログラムの動画を観ながら、筋膜リリースのパイオニアブランド「TRIGGER POINT」の筋膜リリーサー2種類を使用して取り組む。

「ランナーのための筋膜リリースプログラム」とは？

筋膜リリースレッスン（動画）を1日1レッスン（約5分程度）を1ヵ月続ける

筋膜リリースレッスン4種類（「疲労回復」「ジャンパーズニー予防」「ランナーズニー予防」「スピードアップと快適な呼吸」）を通してランナーに大切なケア習慣や体が得られる。

休息日もあり無理なく続けられる

特に下記に当てはまる人は、試してみて！

こんな人に「ランナーのための筋膜リリースプログラム」がおすすめ

もっと早く走れるようになりたい人

走っていると脚が痛くなりやすい人

走っていると息苦しさを感じる人

走った次の日、すぐに筋肉痛になる人

正しい筋肉のケア方法を学びたい人

ランナーなら少なくとも一つは当てはまるのでは？ つまり全ランナーにおすすめのプログラム。

エディターが1ヵ月間実践してみた効果とは？

週2～3回のランニングを習慣にしていて、2024年3月には初のフルマラソンに挑戦したエディターYUMIが、フルマラソン前の1ヶ月、この筋膜リリースプログラムをやってみた。

日常のランでの変化、そしてフルマラソンの結果は？

【効果①】走っているときの体が軽い

以前までは、５kmを越えるとふくらはぎが重くなるような感覚があったけど、筋膜リリースプログラムを行ってみると、５kmを越えても足運びがラクになった気がする。

さらに、肩甲骨周りもほぐれやすくなったからか、いつもは肩に力が入って凝っていたけど、肩の力を抜いて走れていることに気付いた。

【効果②】走ったあと体に疲れが残りづらい

特に感じたのは、ランニング後の疲れづらさ。ケアするまでは走った後に脚が重だるくて、翌朝まで疲労感が残ってたけど、プログラムを行ってランニングしたあとは、翌日脚が軽かった。

【効果③】フルマラソンで目標タイムをきる

「5時間以内ゴール」を目標に立てていたけど、結果として「4時間24分」を記録して目標を達成することができた。

目標を達成できた理由は、色々あると思うけど、間違いなくしっかり筋肉リリースを行って日々ケアできていたのも大きい。マラソン当日は、筋膜リリースプログラムを始める前、痛みが出やすかった左膝も痛みがでることなく走り切れた。

1ヵ月続けてみて感じたことは、一日たった5分で体が変わるんだということ。筋膜リリースプログラムを通して、自分自身の体の不調をいち早く見つけることができるから、セルフケアとしても良い習慣になっている。毎日のランをもっと快適に、ケガなく長く続けるための新習慣としてぜひ始めてみて！