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元鳥栖ファン・ソッコがKリーグ1週間ベスト11選出!2部では横浜FMユース出身ユ・ジハらも

  • 2024.4.12

元サンフレッチェ広島、鹿島アントラーズ、清水エスパルス、サガン鳥栖の元韓国代表DFファン・ソッコ(34、蔚山HD FC)が、Kリーグ1(1部)の週間ベストイレブンに選ばれた。

Kリーグを管轄する韓国プロサッカー連盟は、4月6~7日に行われたKリーグ1第6節及びKリーグ2(2部)第5節のMVP、ベストイレブン、ベストチーム、ベストマッチを発表した。

Kリーグ1第6節のMVPは金泉尚武(キムチョン・サンム)のFWチョン・チイン(26)だ。

チョン・チインは4月6日、金泉総合運動場で行われた光州(クァンジュ)FC戦で2得点を記録し、チームの2-1の逆転勝利に導いた。

チョン・チインは相手に先制されて迎えた前半終了直前、味方のクロスに頭で合わせ同点弾をマーク。後半13分にはPKで逆転ゴールを決め、金泉尚武の勝利に貢献した。

チョン・チインがKリーグ1で複数得点を記録したのは今回が初めてだ。勝利した金泉尚武は勝ち点3を加え、Kリーグ1首位の座を守った。

チョン・チイン
(写真提供=韓国プロサッカー連盟)チョン・チイン

ベストマッチは、7日に大田(テジョン)ワールドカップ競技場で行われた大田ハナシチズン対浦項(ポハン)スティーラーズの試合だ。

試合は後半にブラジル人FWレアンドロ(29)のゴールで大田が先制するも、後半36分に浦項のFWキム・インソン(34)が同点弾を決めて勝負を振り出しに戻す。その後、浦項が攻勢を強めるなか終了直前にFWチョン・ジェヒ(29)が決勝点をマーク。結局、浦項の2-1の逆転勝利で幕を閉じた。

ベストチームは蔚山(ウルサン)HD FCだ。

蔚山は6日、蔚山文殊(ウルサン・ムンス)サッカー競技場で水原(スウォン)FCを3-0で破った。

同日の試合では、MFイ・ドンギョン(26)がシーズン5点目を決める好調ぶりを見せると、スウェーデン人MFグスタフ・ルドヴィグソン(30)とFWチュ・ミンギュ(33)も今季初得点を挙げた。

守護神のGKチョ・ヒョヌ(32)も水原FCのシュートをすべて防ぐ大活躍を見せ、開幕戦以来5試合ぶりとなるクリーンシート達成に大きく貢献した。

なお、ベストイレブンには蔚山からイ・ドンギョン、チョ・ヒョヌ、ファン・ソッコが選ばれたほか、元ガイナーレ鳥取のブラジル人FWユリ(25)なども選出された。

ファン・ソッコ
(写真提供=韓国プロサッカー連盟)ファン・ソッコ

Kリーグ2第5節のMVPは天安(チョナン)シティFCのブラジル人FWモタ(28)だ。

モタは4月7日、天安総合運動場で行われた慶南(キョンナム)FC戦で2得点を記録した。前半44分に元セレッソ大阪のMFキム・ソンジュン(36)のクロスからダイビングヘッドで同点ゴールを決めると、後半28分もFWハン・ジェフン(20)のアーリークロスから感覚的なヘディングシュートでゴールネットを揺らし、頭だけで2得点に成功させた。

天安対慶南はベストマッチにも選ばれた。この日の試合はFWウォン・ギジョン(28)が前半36分に先制ゴールを決めて慶南がリードするも、天安のモタがすぐに同点弾を決め、1-1で前半を終えた。続く後半17分には元ジョージア代表FWバチャナ・アラブリ(30)のKリーグ初得点で慶南が再びリードするも、モタが後半28分に自身2点目を決め、試合は2-2の引き分けに終わった。

ベストチームは水原三星(スウォン・サムスン)ブルーウィングスだ。

水原三星は7日、清州(チョンジュ)総合運動場で行われた忠北清州(チュンブク・チョンジュ)FC戦で、後半から途中出場した元栃木SCのFWキム・ヒョン(30)が試合終了直前にシーズン初得点となる決勝弾を決め、チームを1-0の勝利に導いた。

なお、ベストイレブンには水原三星からキム・ヒョン、DFチョ・ユンソン(25)が選ばれたほか、全南(チョンナム)ドラゴンズから横浜F・マリノスユース出身のDFユ・ジハ(24)、さらには元徳島ヴォルティス、ファジアーノ岡山、いわてグルージャ盛岡のFWキム・ジョンミン(31)なども選出された。

モタ
(写真提供=韓国プロサッカー連盟)モタ

Kリーグ1第6節、Kリーグ2第5節のベストイレブンは以下の通り。

―Kリーグ1

FW:ユリ(済州ユナイテッド)、イ・サンホン(江原FC)

MF:チョン・チイン(金泉尚武)、カン・ヒョンムク(金泉尚武)、イ・ドンギョン(蔚山HD FC)、キム・インソン(浦項スティーラーズ)

DF:キム・テファン(済州ユナイテッド)、ファン・ソッコ(蔚山HD FC)、カン・トゥジ(江原FC)、ファン・ムンギ(江原FC)

GK:チョ・ヒョヌ(蔚山HD FC)

Kリーグ1第6節ベストイレブン
(写真提供=韓国プロサッカー連盟)Kリーグ1第6節ベストイレブン

―Kリーグ2

FW:キム・ウン(FC安養)、モタ(天安シティFC)、キム・ヒョン(水原三星ブルーウィングス)

MF:キム・ジョンミン(全南ドラゴンズ)、バルディビア(全南ドラゴンズ)、マテウス(FC安養)、ウォン・ギジョン(慶南FC)

DF:ユ・ジハ(全南ドラゴンズ)、パク・ジョンヒョン(FC安養)、チョ・ユンソン(水原三星ブルーウィングス)

GK:ムン・ジョンイン(ソウルイーランドFC)

Kリーグ2第5節ベストイレブン
(画像提供=韓国プロサッカー連盟)Kリーグ2第5節ベストイレブン

(文=ピッチコミュニケーションズ)

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