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グレーゾーンと知った途端「あっ、療育ですか」声色が変わった?

  • 2024.4.11
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鳥野とりこさん(@torico_bird)の息子・ねこ太くんは発達グレーゾーンです。現在は、2年保育の公立幼稚園で毎日楽しく過ごしています。当初、鳥野さんはねこ太くんを3年保育の私立幼稚園へ入園を希望していました。しかし、発達グレーゾーンを理由に候補の幼稚園全てで入園を断られてしまいます。今回は、鳥野さんが自治体に対して声を上げるきっかけとなった、幼稚園探しのエピソードをご紹介します。『幼稚園難民になった話』第1話をごらんください。

鳥野さんの地域は、保育園激戦区です。そのため、はじめから私立幼稚園に絞って園を探すことにしました。

まずは、第1候補のインコ幼稚園に見学依頼の電話をしました。鳥野さんが、ねこ太くんが療育に通っていることを伝えると、電話口で対応していた職員さんの声色が変わってしまいました。意味ありげな言葉の詰まり方ですよね。

自治体の子育て政策に対し、声をあげた体験談

鳥野とりこさんによるエッセー作品『幼稚園難民になった話』は鳥野さんのインスタグラムで連載中の漫画です。

作品では、発達に遅れがあることを理由にさまざまな幼稚園に入園を断られてしまい、公立園でも受け入れが難しいことを知った鳥野さんが、自治体に対して声をあげ、入園先を見つけるまでの体験談が描かれています。

育児にまつわる自治体ごとの制度には差があり、住む人にとって暮らしにくいと感じるものもあるでしょう。そんなとき、声をあげるのはなかなか勇気がいることかもしれません。そんな中、鳥野さんは、現状を市議会議員に直接話すところまで実行しました。わが子にとって良い環境を探し続ける行動力がすばらしいですね。

また、療育の先生など味方になってくれる人にこまめに相談していた点も、鳥野さんにとっては心強く、粘り強くわが子にとってよい環境を探す支えになったのではないでしょうか。

家庭の力だけでは解決できない困りごとがあるときこそ、身近な相談先を見つけて解決策を見出していくことが大切ですね。

著者:ママリ編集部

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