【埼玉県】ポッキーやプリッツを作る機械が近くて大満足！グリコピア・イーストの工場見学

2024.4.12

グリコピア・イーストは、食品メーカーの江崎グリコが工場見学のために造った施設。ポッキーとプリッツの製造工程が見られるほか、懐かしいグリコのおもちゃや昔の自動販売機などの展示も。最後はクイズにチャレンジして、おみやげもらって、ショップで買い物して…かなり満足度が高く楽しめる工場見学です。

入口からワクワク！ Glicoの歴史を知ろう

グリコピア・イーストがあるのは、グリコマニュファクチャリングジャパン北本工場です。門を入ると、なんだかカラフルな車が止まっています。これはイベントなどで使用されるグリコワゴンで、おなじみのお菓子がデザインされていてとってもかわいいんです。イベントの際には出払ってしまうため、常駐ではないのでご注意を。

グリコピア・イーストがあるビル。建物前のハート型は、グリコキャラメルのハートをイメージしています — グリコピア・イーストがあるビル。建物前のハート型は、栄養菓子「グリコ」のハートをイメージ

左のグリコワゴンはタイヤはプッチンプリン、取っ手はプリッツ。右はライトがジャイアントコーンです — 左のグリコワゴンはタイヤはプッチンプリン、取っ手はプリッツ。右はバックライトがジャイアントコーンです

建物を入ると受付のスタッフが元気に出迎えてくれます。建物内にはGlicoの商品関連の展示がたくさん。

あっ、トイレマークも…グリコです!! — あっ、トイレマークも…ゴールインマークのポーズです!!

見学の最初にカレッジホールで、Glicoの歴史やグリコの基本精神“創意工夫”などについて映像を使って解説。予備知識として知っておきたいことばかりです。「へぇ～」という内容もいっぱい。

牡蠣の貝殻をイメージしたカレッジホール。なぜ牡蠣なのかは中で映像を見てのお楽しみ

グリコのおもちゃや昔の自販機に大興奮

カレッジホールの周囲には、グリコのおもちゃ約1500点や、昔の自動販売機などの展示があります。

作られた年代順に並んでいるおもちゃ。各時代の流行がわかります。スタッフの手書き解説もいいですね — 作られた年代順に並んでいるおもちゃ。各時代の流行がわかります。スタッフの手書き解説にも注目

大阪から東京へ進出する際、みんなに知ってもらうために作ったという栄養菓子「グリコ」の自動販売機やポッキーの歴代パッケージなど、興味深い展示が並んでいます。

コインを入れると、なんと映画が流れる自動販売機。実際にスタッフがコインを入れてくれるので、どんな映像が出るかお楽しみ

同じフロアに記念写真が撮れるフォトスポットも用意されています。

「ポッキーストリート」で工場を見学

工場を見学できるのは、ポッキーの製造工程とプリッツの製造工程の2つ。まずは、ポッキーから。北本工場では1日約7万箱のポッキーを製造しています。

製造工程見学のスタート。窓が広くて、機械などがかなり近くに見えます — 製造工程見学のスタート！窓が広くて、機械などがかなり近くに見えます

ここから、ポッキーの製造工程を逆から見ていきます。

重さが間違っていないか検査する【6】重量検査機。高速でポッキーの箱が通り過ぎていきます — 高速でポッキーの箱が通り過ぎ、重さの検査をしています

窓のところに置いてある箱にポッキーを詰めていく【3】箱詰め機 — 箱詰め機で、窓のところに置いてある箱にポッキーを詰めていきます

【1】ピロー包装機から【2】パラレルロボットへ。包装されたポッキーが流れていきます — 包装されたポッキーが流れていきます

「ようこそグリコへ」というスタッフの愛情こもった歓迎オブジェ。こういうの、なんだかうれしいですね

ポッキーにチョコレートをつける工程は企業秘密のため、機械などは見学できませんが、アニメーションで少し見ることができます。

「プリッツストリート」で工場を見学

「ポッキーストリート」見学のあとは、別のフロアへ向かい、今度は「プリッツストリート」の見学です。プリッツは1日に約5万5000箱を製造しています。ここでは、プリッツが完成するまでを製造工程順に見ることができます。

プリッツの元となる、小麦粉・砂糖・オイルなどを混ぜたものを入れていく【1】ドウシュレッダー — プリッツの元となる、小麦粉・砂糖・オイルなどを混ぜたものを入れていきます

縦に長いプリッツが流れていく【2】縦切りカッター。ココで小さな切り込みを入れていきます — 縦に長くつながったプリッツが流れていきます。ここで小さな切り込みを入れてオーブンへ

長さ45ｍある【3】オーブンのゴール地点。オーブン入口は約300度、出口は180度。焼く間にオーブンの熱で生地が縮んで自然と切れるのです — 長さ45ｍあるオーブンのゴール地点。オーブン入口は約300度、出口は180度。焼く間にオーブンの熱で生地が縮んで自然と切れる仕組みです

【3】オーブンを出て【4】味付け機へ向かうプリッツ。だんだんプリッツになっていきます — オーブンを出て味付け機へ向かうプリッツ。だんだん見覚えのある形に

【4】味付け機では、噴射によって味を付けていきます — 味付け機では、噴射によって味を付けていきます

【5】ピロー包装機でプリッツはどんどん袋に包装されていきます — プリッツがどんどん袋に包装されていきます

さまざまな検査のあとに【9】箱詰め機で8箱ずつのかたまりとなって流れていきます — さまざまな検査のあとに、箱詰め機で8箱ずつのかたまりとなって流れていきます

「プリッツストリート」の工場見学の最後には、北本工場で作っているプリッツの試食ができます。

この日、工場で作っていたのは、超カリカリプリッツホタテ醤油味。かなり美味。思わず帰りにショップで買ってしまいました — この日、工場で作っていたのは「超カリカリプリッツホタテ醤油味」。思わず帰りにショップで買ってしまうおいしさ

クイズに挑戦！休日には体験ができる部屋も

工場見学のあとは、スタジアムホールでクイズに挑戦です。参加者全員がエントリーできます。トップの成績の人には、素敵なGlico商品のプレゼントがあります。

クイズは全部で7問。すべて3択問題です。いずれも、工場見学の説明などをしっかり聞いていれば簡単 — クイズは全部で7問。すべて3択問題です。いずれも、工場見学の説明などをしっかり聞いて、全問正解を目指しましょう

“クイズの旅”に案内してくれます。参加者の選択によりクイズの内容は変わります。最後にベスト10と優勝者を発表

また、スタジアムホールのそばにはミニファクトリーがあり、オリジナルのお菓子を手作りできる有料の体験を休日限定で実施しています。

実施：土・日曜、祝日限定
予約：必要（見学日の3日前までに電話で申込）
料金：1名500円
対象：小学生以上

おみやげの限定プリッツをGet！最後はショップへ

工場見学帰りには、グリコピア・イースト限定パッケージのプリッツ旨サラダ味がもらえます。

パッケージは記念にとっておきたい、おみやげのプリッツ — 記念にとっておきたい、かわいい限定パッケージ

工場入口近くにあるショップでGlico商品を買うことができます。製造工程を見た商品を実際に購入できるのはうれしいですね。

ショップ店内の様子。ビスコやグリコキャラメルなどが並んでいます — ショップ店内の様子。ビスコやグリコキャラメルなどがずらりと並んでいます

大きなポッキーにデコレーションできるデコポッキー手づくりキット500円（左）。この工場で作っているポッキー5箱入りのグリコ北本工場製ポッキーセット750円 — 大きなポッキーにデコレーションできる「デコポッキー手づくりキット」500円（左）。この工場で作っているポッキー5箱入りの「グリコ北本工場製ポッキーセット」750円（右）

工場見学のために作った施設だけあって、来た人が楽しめる仕掛けがたくさん！工場見学というと、製造機械が見学場所から遠い場合もあるのですが、ここは距離が近く、窓も広く見やすいというのもうれしいところです。ファミリーはもちろん、カップルやグループで出かけてみてはいかかでしょうか。

■グリコピア・イースト
住所：埼玉県北本市中丸9-55
TEL：048-593-8811
休み：公式サイトで要確認
駐車場：40台
アクセス：JR高崎線北本駅からけんちゃんバス北本駅東口循環で7～12分、グリコ工場前下車すぐ

●見学DATA
予約：必要（公式サイトまたは電話で受付）
人数：2名からOK
料金：無料
時間：9時30分～、11時～、12時30分～、14時～
所要：約1時間10分
対象：制限なし

Text：佐々木隆（スリーコード）
Photo：スリーコード

●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。
●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。

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