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自宅出産に立ちはだかる壁「出生届を出せない」何がダメだった?

  • 2024.4.11

息子と2人きりの自宅で、出産が始まってしまった由希さん。陣痛タクシーも救急車も到着する前に赤ちゃんが生まれてしまうという事態に。パニックの中でも、由希さんが赤ちゃんをバスタオルに包んだり、背中を刺激したりと処置をしたことで、赤ちゃんを最低限守ることができました。無事、入院できたのですが、翌日驚きの事実を看護師さんから聞くことになりました…。ようみん(@mamayoubi)さんが描く、フォロワーさんの出産レポ漫画『1歳息子と2人きりの自宅出産』第19話をごらんください。

産院につくと、由希さんも赤ちゃんもそれぞれ診察を受けました。赤ちゃんは軽い低体温症の状態でした。自宅で産まれたこともあるので、感染がないかなどを調べるため、NICUに入り精密検査を受けることに…。

由希さんは会陰が裂けたところを処置してもらいました。赤ちゃんの状態をきくと、由希さんは自宅出産になってしまったことを申し訳なく思うのでした。

自宅で胎盤まで出てしまうと、出生届までに影響するのですね。ただでさえ赤ちゃんや息子さん、家のことが心配な様子の由希さん…。さらに悩む事態となりました。(漫画内の「出産届」とは「出生届」のことです)

出産は毎回異なるものと考えましょう

出産は人それぞれと言いますが、同じ女性でも出産は1回1回異なります。前回の出産経験を意識しすぎると、ときには判断が鈍ってしまうことも。漫画の由希さんのように、初産のときに病院に早く出向きすぎた経験があると「できるだけ自宅で我慢しよう」と思いやすいでしょう。また、ネット上でもさまざまな体験談があり、比較することで「自分はまだかな」と感じる人もいそうです。

さらに上の子がいる場合、小さい子を連れて、陣痛のなか病院を往復するのは大変な苦労。そんな思いも重なって、漫画内の由希さんは病院への連絡をためらってしまったのかもしれません。

何回目でも、どう進むか予測するのが難しいのが出産。体調の変化に最も気づけるのはママ本人です。「早すぎる」「まだ大丈夫」と自己判断せず、違和感を覚えた時点で出産施設に連絡をしましょう。母子ともに安全な状態で出産に臨みたいですね。

著者:ママリ編集部

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