シンママと長男が将来についてバトル！家族の窮地を救ったのは？

このお話では、2人の息子がいるシングルマザー・ひよっこ(@hiyocco_hiyoco)さんとパートナーとの日常が描かれています。専門学校に通う長男は、突然「別の道に進みたい」と言い出します。親としては、今の学校を卒業してほしいと考えていたひよっこさんでしたが、現実はそう簡単にはいきません…。『わたしと彼とこどもたち』をダイジェスト版でごらんください。

切ない退学手続き…

長男の進路を巡って、たびたび対立してきた親子。何度も話し合いを重ね、将来について考え直しますが、今の専門学校は退学することになってしまいました。親としては、とても複雑な心境ですが、子どもの人生は子どものもの。受け入れるよう努力します。

すると、ひよっこさんの交際相手・リキシさんから連絡が入ります。キリキリしている状況のときこそ、家族以外の人からの声かけはうれしいものですね。

長男と彼氏の話し合い

シングルマザーのひよっこさんは、実父と実母に助けてもらいながら、息子を育ててきました。ですが、長男が進路の壁にぶつかってしまいます。ひよっこさんも、散々話し合いを重ねましたが、どうしてもケンカに発展してしまう様子。お互い、冷静に話をすることができませんでした。

ですが、ひよっこさんの彼氏・リキシさんの話は、どうやら素直に聞く様子の長男。今までどんよりしていた空気も軽くなり、長男のやりたいこも見えた来たようです。

シンママの彼氏と息子とのその後

長男の進路問題はひと段落し、今は慌ただしくもイキイキと過ごしているようです。そして変わらず、ひよっこさんとリキシさんの交際も続いています。思うところは、さまざまあるようですが、「今がベスト」と語っているひよこさん。素敵な関係だと感じました。

本作では、シングルマザーの彼氏と息子たちの関係が描かれています。「親の離婚」を経験し、父親のいない家庭で育った息子たち。ですが、ひよっこさんの彼氏を信頼し、人生相談をするような深い関係にまで発展しています。

ひとつの家族のカタチが描かれた作品。さまざまな家族がいることを気づかせてくれました。わたしたち自身も「普通」にとらわれ過ぎず、さまざまな多様性を受け入れられるようになりたいと感じました。

著者：ももこ