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「きのこたけのこ論争」…どっちが好き?アラサー女性5人が真面目に話し合ってみた結果

  • 2024.4.11

1975年と1979年に誕生したロングセラー菓子

「きのこの山」と「たけのこの里」
「きのこの山」と「たけのこの里」

日本を代表するお菓子メーカー「明治」、その看板商品の一つとも言える「きのこの山」「たけのこの里」をめぐっては、有史以来、消費者らが“きのこ派”“たけのこ派”の2派閥に分かれ、どちらがおいしいかと熱い議論を交わしてきました。

※ ※ ※

明治の公式サイトによると、「きのこの山」は1975(昭和50)年に誕生。発売まで約5年の歳月を掛け、当時は「お菓子には不向き」とされていた緑色の色調を初めてパッケージに採用。横文字が主流だった時代にあえての郷愁を感じさせるネーミングも相まって、「新時代を切り開く型破りな」(同社)商品としてその歴史をスタートさせました。

そして4年後の1979年には「たけのこの里」が発売。両商品は、板チョコやチョコバーが全盛だった日本に本格的なファンシーチョコスナックの礎を築きます。

以来、40年以上の歴史を誇るロングセラー。どちらもおいしいのは当然ながらも、人々は何かにつけて「どちらが好きか」「どちらがおいしいか」と比べたがります。

明治も過去に「国民総選挙」と称した人気投票キャンペーンを実施しており、2018年には僅差で「たけのこの里」が、翌2019年には「きのこの山」が票差を付けて勝利しています。

アラサー女性はどちらが好きか?なぜ好きなのか?

このたび、東京都内に勤める会社員のアラサー女性5人(26~33歳)を集め、「きのことたけのこ、どちらが好きか」を尋ねてみることにしました。果たして彼女たちのジャッジは?

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テーブルに着いた彼女たちの手元に、さりげなく「きのこの山」と「たけのこの里」の小袋を一つずつ置いてみると、Aさん・Bさん・Cさん・Eさんの4人は先にたけのこに手を付け、Dさんはきのこに手を伸ばしました。

5人にどちら派かを尋ねると、Bさんはきのこ派、ほかの4人はたけのこ派との回答が。

Aさん「理由は分からないけど、たけのこの方が好きなんで……(笑)。しいて言えば食べやすい形ですかね」

Bさん「きのこの方が食べやすくない?きのこの軸の部分が持ちやすいし」

Cさん「たけのこはクッキー部分がおいしいんです。きのこは、チョコとクラッカーが分離しているような感じがして、一体感のあるたけのこの方が好きですね」

Dさん「今まで中立のつもりでしたが、よく考えたら自分で買って食べたことがあるのはたけのこだけですね。そういう意味ではたけのこ派です」

Eさん「たけのこは、クッキーがしっとりしているところが好きです」

次は……きのこ派、Bさんが語った「きのこの良さ」とは?

きのことたけのこについて熱く語り合う女性たち
きのことたけのこについて熱く語り合う女性たち

唯一きのこを推したBさんに、きのこ愛について詳しく聞いてみると、

Bさん「私も以前はたけのこ派だったんですけど、何年か前にチョコレートがリニューアルされて、そのおいしさできのこ派に寝返ったんですよ!最近きのこを食べていないという人はぜひまた試してほしいですね。クラッカー部分もおいしいです。チョコ菓子はだいたい冷凍庫で凍らせて食べるんですが、きのこはこの食べ方が合うんですよ」

と熱弁を振るってくれました。

そこへAさんが、

「でもさ、たけのこのクッキーって他にない食感とか味わいだから換えが利かないんだよね。きのこのクラッカーは『アスパラガスビスケット』とか『アルフォート』も似てるんじゃ?って思っちゃうんだよ」

と厳しいツッコミ。Bさんは「いや、そんなことはない」ときのこを擁護しましたが、他の3人は「確かに、たけのこのクッキーはこのクッキーそのものを食べたくなる感じがする」と同意を示していました。

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今回はたけのこ派がマジョリティーとなりましたが、リニューアルや限定フレーバーによって心動かされ宗旨替えするファンも少なくないようです。

「きのこたけのこ論争」に果たして終わりはあるのでしょうか。

(LASISA編集部)

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