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あなたは会社の同僚とLINE、インスタ交換できる?【知られたくないSNS】2位の「X(旧Twitter)」をおさえた1位は…?特定防ぐ徹底ぶりも明らかに

  • 2024.4.10

職場の人に教えるSNSは「LINE」が最多

職場の人に教えるSNSは「LINE」が最多
職場の人に教えるSNSは「LINE」が最多

女性の転職に特化した転職サイト「女の転職type」が、「職場のSNS事情」についてアンケートを実施し、その結果を発表しました。調査は、2024年3月、働く女性361人を対象に、インターネット上で行われました。

 職場の人に教えているプライベート用のSNSは?
職場の人に教えているプライベート用のSNSは?

それによると、「職場の人に教えているプライベート用のSNSは?」という質問に対し、最も職場の人に教えているSNSは、「LINE」で68.3%という結果でした。次に多かったSNSは「Instagram」15.7%、「Facebook」5.1%と続き、「X(旧Twitter)」、「TikTok」を職場の人に教えている人はほとんどいないようです。

SNSを教える理由は?

職場の人にプライベート用のSNSを教えた理由は?
職場の人にプライベート用のSNSを教えた理由は?

職場の人にプライベート用のSNSを教えた理由は?

職場の人にプライベート用のSNSを教えたことのある人にその理由を聞いたところ、「業務時間外の緊急連絡のため」が最も多く49.2%、次いで「勤怠連絡に使うため」44%、「業務に関する連絡に使うため」41.6%となりました。仕事に関連する用途で使う人が多い一方で、職場の人とプライベートな話をするためにSNSを教えたという人も4割近くいました。

 職場の人にプライベート用のSNSを教えてよかった?
職場の人にプライベート用のSNSを教えてよかった?

職場の人にプライベート用のSNSを教えてよかったかどうか聞いたところ、「よかった」26.7%、「どちらかというとよかった」42.6%を合わせて、69.3%の人が「よかった派」であることがわかりました。

「どちらかというとよくなかった」7.2%、「よくなかった」7.2%を合わせた「よくなかった派」は14.4%でした。「よくなかった派」を年代別で見ると、20代が19.4%、30代が10.9%、40代が13.6%となり、20代が他の年代よりも多い傾向がみえました。

 職場の人にSNSを教えてよかったと思う理由は?
職場の人にSNSを教えてよかったと思う理由は?

「よかった派」の人にSNSを教えてよかったと思う理由を尋ねたところ、「電話、メールよりSNSのほうが楽だから」が最も多く63.8%、次いで「緊急連絡に適しているから」51.7%、「コミュニケーションを深められたから」37.9%と続きました。便利な連絡手段、コミュニケーションツールとして活用している様子が伺えました。

 職場の人にSNSを教えてよくなかったと思う理由は?
職場の人にSNSを教えてよくなかったと思う理由は?

「よくなかった派」の人にSNSを教えてよくなかったと思う理由を尋ねたところ、ほとんどの人が「仕事とプライベートは分けたいから」と回答しました。「業務時間外も連絡がくるから」66.7%、「転職、退職後が面倒だから」41.7%など、仕事以外の場面で関わりを持ちたくないと考える人はSNSを教えたことによるデメリットを感じやすい状況が伺えました。

同僚には教えても、上司には「教えていない」人が多い

上司とSNSでやり取りする際に注意していることは?
上司とSNSでやり取りする際に注意していることは?

上司にもプライベート用のSNSを教えているかを尋ねたところ、「教えていない」が63.1%と多数派となりました。職場の人にSNSを教えていない人は28.9%であったことをふまえると、同僚などには教えても上司には教えていないという人が多くいることがわかりました。

上司にプライベート用のSNSを教えている人に、上司とのやりとりで注意していることを聞いたところ、「砕けた言葉遣いをしない」が65.6%で1位となりました。気軽にコミュニケーションがとれるSNSだからこそ、失礼のないように心がけている様子が伺えます。次いで多かったのは「休みの日は連絡しない」35.2%、「プライベートな話はしない」33.6%などで、仕事とプライベートをしっかり分けることを意識している人が多いことがわかりました。

一番知られたくないSNSは「インスタグラム」

職場の人に一番知られたくないプライベート用のSNSを尋ねると、「Instagram」30.9%、「X(旧Twitter)」30.0%でした。投稿型のSNSなので、プライベートな投稿内容を知られたくないと思う人が多いのではと考えられます。一方で「LINE」はクローズドな会話の用途で使うことが多いため、抵抗がない人が多いのではと推察されます。「知られたくないSNSはない」と回答した人も18.7%いました。

年代別に見てみると、最も知られたくないSNSとして「Instagram」を回答したのは20代が最多で48.1%、30代30.8%、40代22.2%と年代が上がるにつれ比率が下がっていく傾向がありました。一方で「LINE」は20代で5%、30代で8.5%、40代で13.6%と年代が上がるにつれ知られたくないと思う比率が上がっています。年代によって各SNSの利用率や利用用途が異なっているため、知られたくないSNSにも差が出ているのではと推察されます。

SNSを特定されないためにどのような対策をしているのでしょうか。「職場の人にSNSがばれないように工夫していること」を聞いたところ、

「『登録だけして放置している』と言っておく」(30代/事務・経理・人事系/群馬)「LINEを教えてくださいと言われた場合は仕事の情報収集に使用しているInstagramアカウントを教えて、こちらに連絡くださいと伝えていた」(30代/サービス・販売系/千葉)「仕事中に絶対スマホでSNSを見ない」(40代/サービス・販売系/福島)「登録名を実名でないものにして、アカウントを非公開にする」(20代/その他/福岡県)「特定できそうな内容は避ける、投稿前に特定できそうかどうか読み直して確認する」(30代/営業系/東京)「電話番号などから検索されないように設定している」(40代/営業/埼玉)「その日の出来事を書きたい時は、アカウントを一時的に非公開にするか、期間を空けてから書き込む。知り合い用・趣味の友達用・情報収集用などでアカウントを使い分ける」(30代/事務・経理・人事系/神奈川)

など、徹底した対策をしていることが分かりました。

(LASISA編集部)

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