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和婚って実際どのようなもの? 形にとらわれないオススメの演出もご紹介

  • 2024.4.10

最近の結婚式にはさまざまな演出や形式がありますが、中でも今注目されているのが日本の文化や伝統を取り入れた「和婚」。神社などの厳粛な雰囲気の中で行われるイメージが強いですが、最近では夫婦の好みによって多様なスタイルの和婚を選ぶことができます。
今回は、和婚とは実際どのようなものなのか、基本的な形式やふたりらしさを演出できるオススメのスタイルについてご紹介します。

和婚とは?

和婚とは、日本の文化や伝統など、和の要素を取り入れた結婚式のスタイルのこと。神社やお寺などで行われる格式高い結婚式をイメージする方も多いかもしれませんが、厳密なルールや決まりはないため、結婚式の会場や衣装、演出の一部を和式にする形も和婚だと言えます。
和婚についてもっと詳しく! 和装・和スタイルのコーディネートや前撮りなどを徹底解説

和婚にはどのような形式がある?

神社で行う「神前式」
和婚の代表的な形式として、神社で行う「神前式」が挙げられます。神前式では、神主さんや巫女さんが儀式の進行を務め、ふたりの結婚を神様に報告します。現在では神社だけではなくホテルや結婚式場に神殿がある場合や、神社に披露宴の会場が併設されている場合も多くあります。

お寺で行う「仏前式」
次に代表的な形式である「仏前式」は、仏教の教えに基づき、お寺で僧侶や住職によって行われる結婚式のこと。両家のうちどちらかの宗派のお寺で行うことが多いですが、宗派を問わず仏前式を挙げられるところもあるようです。

和婚はどのような流れで行う?

挙式スタイル
では、和婚は具体的にどのような流れで行われるのでしょうか。ここでは、神前式を例に挙げてご紹介します。

1. 参進(さんしん)の儀
斎主や巫女が導いて新郎新婦が本殿まで歩きます。
2. 入場
3. 修祓(しゅうばつ)
斎主による祓詞(はらいことば)のあと、お祓いを受けて身を清めます。
4. 祝詞奏上
斎主が祝詞を読み上げ、神にふたりの結婚を報告します。
5. 三々九度の盃(さんさんくどのはい)
3種類の盃で新郎新婦が交互にお神酒を飲み、夫婦の契りを結びます。
6. 誓詞奏上
新郎新婦が神に誓いの言葉を読み上げます。
7. 玉串奉奠(たまぐしほうてん)
新郎新婦に続き、両家の代表者が玉串を神に捧げます。
8. 指輪の交換
9. 親族杯の儀
両家の親や親族がお神酒を飲みます。
10. 斎主あいさつ
11. 退場

結婚式の一部に和を取り入れるオススメの演出

最近人気が集まっている「人前式」を和装で
神前式や仏前式以外にも、最近人気の「人前式」も和装で行うことができます。また、衣装だけではなく神前式で行われる「三々九度の盃」や、新郎新婦が両家から汲んできた水をひとつの盃に注ぐ「水合わせの儀」といった儀式の一部を取り入れる方も多いようです。

和装での前撮り・後撮り
挙式や披露宴ではウエディングドレスを着たいけれど、記念に和装の写真も残したい……という方は、前撮りや後撮りを和装にするのもオススメです。和装に合う日本庭園や、四季を楽しめるロケーションで撮影するのが人気なようです。

披露宴のお色直しを和装に
結婚式で和と洋のどちらも楽しみたい場合は、挙式はウエディングドレスを着て、披露宴でのお色直しで和装にするという方法もステキです。新婦の場合、華やかな「色打掛」、振袖の裾を引きずって着る「引振袖」などさまざまな衣装があり、披露宴の雰囲気に合わせて選ぶのもオススメです。

和を取り入れて自分たちだけの結婚式を挙げよう

和婚と一口に言っても、神前式・仏前式などの伝統を重んじたものだけではなく、ふたりのアレンジを加えて一部に和の要素を取り入れた形など、実にさまざまな形があります。

和装で結婚式を挙げてみたいと考えている方は、ぜひ自分たちらしいスタイルを見つけてみてくださいね。

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