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春の衣替えでNGなポイントは?「衣服についた幼虫が成虫になる前に…」プロに聞きました

  • 2024.4.10
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HBCテレビ「今日ドキッ!」より、選りすぐりの情報をお届けします。

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この時期、毎年の恒例行事である「衣替え」のコツをプロが伝授! 洗濯や収納のお悩みをプロが解決します。

Sitakke

衣替えで後悔しない 洗濯のコツ

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洗濯の研究をし続けて20年、製品の開発や調査にも携わる経験を持つ、お洗濯マイスターの大貫和泉さん。

そんな洗濯のプロが、春の衣替えで後悔しない“3つのポイント”を伝授!

その①冬服のしまい洗いはGWまでに終わらせるべし

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大貫さん:「冬物のしまい洗いのタイムリミットはゴールデンウィークが終わるまで!」

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多くの害虫はGW明けに成虫になるので、成虫が産み落とした卵ごと収納してしまうと、衣類が食べられてしまうそうなんです。

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こうならない為にも、成虫になる前のしまい洗いは、絶対条件なんです!

その②虫を寄せ付けないための対策をしよう!

害虫は湿度を好むので、湿度の低い晴れた日に服をしっかり洗濯して乾かしてからしまうのがポイント!

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また、防虫剤を置く場所も実は重要なんです!

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大貫さん:「必ず一番上に置いてください。防虫剤の気体は空気よりも重いので上から下に広がっていく。真ん中とか下に入れてもあまり効果はありません」

その③自宅でできるクリーニング術を身につけよう!

衣類を“しまう前にクリーニングに出して綺麗にしてから!”という意識はありますが…

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街の人は…:「クリーニング代がけっこうかかる」

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ダウン1着のクリーニング代の平均は、番組調べで約3500円。
冬物全てはクリーニングに出せないという意見も。

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そこで、洗濯のプロが自宅でできるクリーニング術を伝授!

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まずは、洗濯表示を確認して家で洗えるダウンか確認します。
こちらは、40度で手洗いOKの表示があります。

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汚れの気になる部分は洗剤液の原液のまま付けて、40℃のお湯を入れて手優しく手洗いします。
“やさしく””手洗い”というのが、とっても重要!
洗濯機だとダウンの羽毛で浮き上がり、汚れが十分に落ちない可能性があるので手洗いすべきだと、大貫さんは言います。

約40回、何度も押し洗いをして汚れを落とします。
すると…

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汚れていたのが分かります。

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そのあと洗い・すすぎが終わったら、洗濯機で脱水1分。
肩の部分を持って軽く振り捌いて形を整えたらハンガーにかけて陰干しします。

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ある程度乾いたら下から叩いて羽毛をほぐすとふっくらと仕上がるそうです。

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これで、自宅でダウンジャケットが綺麗に!
クリーニング代の節約にもなりますね!

冬服をすっきりとしまう、収納のプロの技を紹介!

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最後に、冬服をすっきりとしまう、収納のプロの技を紹介します!
「今日ドキッ!」のコメンテーターであり、収納アドバイザーの資格を持つ竹部さんのご自宅にお邪魔させてもらいました!

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普段から収納には、かなりこだわって生活している様です。
衣替えで使える収納術を教えてもらいました。

たたみ方一つでシワ予防に

薄手ニットはシワになりやすいので、たたみ方を工夫してしまう事をオススメしているのだそう。
畳み方一つでシワを予防できる驚きの方法を伝授!

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まずは腕の部分を折り込んだ状態のものを2着用意。
それを交互に重なるようにたたむだけ!

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竹部さん:「お互いがクッションになってシワになりにくくなる」
これだけで来シーズンのシワ予防になりますよ!

8割収納を徹底すべし!

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竹部さん:「収納は次使う時の事を考えてしまうのが大事!」

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ぎゅうぎゅうに詰めるのはやめた方が良いのだそう。
引き出す時にキズついたり、湿気が溜まって虫が発生する可能性があるそうです。
取り出さないからと衣服を詰めたくなる気持ちを我慢!

8割収納を徹底するのが服を長く保つのに大事なんです。

コスパアイテムを活用すべし!

「クローゼットに長時間いれておくと埃が溜まる」と竹部さんは言います。

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そんな時におすすめしたいのが、100均で売ってるホコリ除けのカバー。

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クリーニングから返ってきた時についているビニールの袋でも良いのでは?と思うかも知れませんが、通気性が悪く湿気が溜まるので、必ずビニールは外して別のカバーを付けて下さい。

カバーの他に、こんなコスパアイテムも…。

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本来はシャツを入れるケースですが手袋や帽子などを子ども別に入れて収納!
クローゼットの端にかけておけば、シーズン明けに探す手間もいりません。

※掲載の内容は番組放送時(2024年4月4日)の情報に基づきます。

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