独自の視点で子どもの教育に取り組み、イラストと文章で発信するえみさん。えみさんの「教育」は、いわゆるお受験対策のような「お勉強」ではなく、生きていくために必要な、「考える力」を育むこと。これからの時代を「たくましく生き抜く」子どもの育て方とは?具体的なエピソードを交えて紹介していただきます!
「授業がつまらない」を「勉強がつまらない」にしないために、家庭で取り組んだこととは
子どもにとって、勉強を教えてくれる学校の先生の影響って結構大きいんですよね。苦手な教科でも先生の授業が面白いと興味を持って得意になったり、反対に授業がつまらなくて勉強が嫌いになったりすることもあると思います。我が家の長女みいちゃんは、昨年度「担任の先生の授業が全部つまらない」という壁にぶち当たっていました。
みいちゃんの昨年度の担任の先生は、新任で教員一年目の先生だったんですよね。それもあってか、みいちゃん曰く「授業が全然面白くなかった」そうです。会社では「入社一年目」なんてまだまだヒヨッコ扱いですが、先生の場合はたとえ一年目であっても、子どもからすると「今年度の担任の先生」なので大変だなと思います。私自身を振り返ってみると、高校一年生の時の数学の先生の授業が本当に面白くなかったです。というのも、とにかく黒板に向かって数式を読み上げながら書き続けるスタイルで、すごく眠かったことを覚えています。そして数学がどんどん分からなくなり、成績は右肩下がり。「授業がつまらない」を放置すると、「勉強がつまらない」に直結するなと感じました。勉強が「楽しい」と感じられるためには、「知らなかったことを知ることができた」「分からないことが分かった」「できなかったことができるようになった」という自己成長を感じられることがとても大事だと思います。みいちゃんは残念ながら学校でそれを感じるのが難しい状況だったので、家庭でプラスアルファの勉強をすることにしました。でもそれが結果的にはよかったのかなと。「授業で教えてもらうのを待つ」だけでなく、自分から主体的に学びに向かう姿勢が作れたようにと思います。「授業がつまらない」だけを言っていたら、ただの不満で終わっていましたが、そこからどう行動を変えていくかが大事だなと思いました。
\こちらもオススメ/
「主体性」と「自己肯定感」を大切に、今日もえみさんのおうちで実践される子育ての記録です!