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ローリングストックとは?暮らしのプロに聞く「省スペースで防災備蓄できるコツ」

  • 2024.4.10
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整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)です。大きな地震や台風などがありスーパーがガラガラになってしまった…というニュースは災害時によく見かける光景です。そんな時、お家に十分な在庫があれば不安になったり慌てて買いに走る必要もなくなりますよね。今回は「使いながら、蓄える」日用品のローリングストックの実例をご紹介いたします。

日用品や食料を備蓄する時に便利な「ローリングストック」

整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)です。

地震や台風などの自然災害に備えて日用品や食料を備蓄する時に便利な「ローリングストック」という方法をご存知ですか?

日常使っているものを少し多めに買ってストックしておき、使ってまた補充する。

この循環を守ることにより備蓄品の定期的な入れ替えになり、劣化や期限切れを防ぐ実用的なストック方法です。

それぞれの生活スタイルや家族構成により備蓄しておくモノや量などは様々ですが、今回は4人家族で小中学生の子供が2人いる家庭のローリングストックの実例をご紹介いたします。

①特にローリングストックを欠かさないようにしている日用品

災害時にスーパーで真っ先に売り切れていく日用品や、我が家での使用頻度が高く、無くなると困る6つの商品を重点的にストックするようにしています。(カッコ内はマックス備蓄量)

・トイレットペーパー (3倍巻きタイプ4ロールセットを3パック)

・ティッシュペーパー (5個セットを2パック)

・ウエットティッシュ (12個)

・キッチンペーパー (5個セットを1パック)

・ラップ (2本)

・電池 (30本 普通の乾電池の他、充電式の乾電池を含む)

②省スペースでストックするコツ

物を備蓄する時にポイントになるのが「省スペースで保管できること」です。

そこで我が家では各商品で少しずつ工夫をしてストックをしています。

・トイレットペーパー

3倍巻きのタイプを使用。通常のものよりもかなり省スペースにストックすることができます。

・ティッシュペーパー

嵩張りやすい箱タイプではなくビニール袋仕様のものを愛用しています。

・ウエットティッシュ

丸い筒形のものではなく、省スペースで収まりよくストックしやすい四角いタイプのものをストックしています。

・キッチンペーパー

収納しやすい四角いタイプのものを使用。洗面所で使うペーパータオルも中身はキッチンペーパーにして在庫を兼用してストックしています。

・ラップ

同じ箱のサイズで20m巻きと50m巻きのものがあるので、中身の量が多い50m巻きの方をストックしています。

・電池

通常の電池の他、充電式の電池を多めにストックしています。

電池は劣化や使用期限があり大量に備えることは難しいのですが、充電池ならば非常時にもポータブル電源を使って繰り返し充電することができます。

ポータブル電源は大容量のもので、かつソーラーパネル付きのものを備えています。

③ローリングストックを継続させるコツ

ローリングストックを続けるために大切なのは、使った後に買い足しておくことです。

そのためには、足りない分が視覚的にわかりやすい収納にするのがおすすめ。

我が家ではどの日用品も「一定数まで減ったら補充する」という方式をとっています。

例えばトイレットペーパーは1パック4ロールなので、4ロール減ったら1パックを追加購入してきます。

ティッシュも5個で1パックなので5個無くなったら買い足し、が補充の目安です。

(買い出しのタイミングで多少ズレることはありますが…)

更にそれが視覚的にわかりやすくなるよう、棚は前後を使って保管。

前一列が無くなったら新しい物を買ってきて後ろに補充する、という仕組みにしています。

ペーパー類や洗剤など頻繁に補充が必要になる日用品はこの棚の1箇所にまとめて在庫を保管しているので、買い物前にこの場所をチェックするのが習慣です。

いざという時、日用品が買えなくなると焦ってしまいますが(コロナ禍のマスクもそうでした)日頃から少し多めに備えておくと安心ですね。

ローリングストックの参考になれば幸いです。

整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)でした。

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