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都心から約1時間の贅沢旅。“全室スイートルーム”のホテルで優雅なひとときを

  • 2024.4.9

昨年11月、「葉山ホテル-音羽ノ森」がリニューアルオープンを果たした。約1年半もの大規模改修を経て、全室スイートルームへと進化!

1987年の開業以来、雄大な相模湾を望む眺望が愛されてきたホテルであったが、その眺めが一層ダイナミックになって新規ファンを増やしている。

そこで今回は、このホテルにどんな新しい魅力が生まれたのかをご紹介。

これからの季節のおこもりステイにおすすめ!都心から約1時間の葉山で、海外のリゾート気分を。

都心からクルマで約1時間。エントランスから相模湾を望むオーシャンビュー
1階ロビーフロアは海側が総ガラス張りなので、どこからでも眺めが良い。到着するとウェルカムドリンクで迎えられる


逗子駅から約15分。タクシーが「葉山ホテル-音羽ノ森」に着くと、ガラスの扉ごしにいきなり光り輝く相模湾が見える。

この造りは改修前と同じだが、突然の絶景は何度見てもときめく。

開放感たっぷりのテラスで、海外のリゾート気分
宿泊者が自由に寛げるテラス。海抜27mの高台に立つため余計なものが視界に入らず、海の眺めに浸ることができる


そしてテラスに出れば、「南仏か?」と思う。パラソルやデイベッドが並び、そこから眺めるのは弓形の海岸線。

全体的にラグジュアリー感がアップしているが、一番変わったのは客室だ。

記念日おこもりステイにぴったりの“海を愛でる客室”
広い3面の窓と水盤テラスをもつ「ルーフトップテラススイート」(87㎡+バルコニー40㎡)。1泊2食2名 203,940円~


計20室を15室に減らし、以前は21㎡からだったがいまは44㎡からに。

ワイドな部屋を増やしたという最高の決断であり、海を正面とする客室の扉を開ければ、パノラミックなオーシャンビューに感嘆する。

入口やテラスで見た相模湾と同じなのに、3度目に一番驚いた不思議。それほど絶景の客室で、全室ビューバスというのも素晴らしい。

実は創業者がドライブ中にこの高台に一目惚れし、その足で土地購入を交渉したというから眺望がいいはずだ。

海辺の別荘のような「メゾネットスイート」
新設の「メゾネットスイート」(73㎡+バルコニー18㎡)。1・2階両方にバルコニーをもつ。1泊2食2名 151,888円~


ちなみに次回泊まると決めているのは「メゾネットスイート」。

2フロア分のガラス窓が圧巻で、ずっと窓辺で過ごすことになりそうだ。

テラスで飲むのもOK!夕陽とワインを楽しめるフリーフロー
ロビーラウンジにて15:00~23:00にフリーフローを全宿泊者に提供。赤白ワインにビール、各種ソフトドリンクがそろう


泡酒含め冷蔵庫のドリンクはフリーで、15時からラウンジにて全宿泊者にフリーフローも用意。

好きな場所で水平線に沈む夕陽をホロ酔いで堪能できるのがありがたく、筆者はテラスのブランコで拝んだ。

ディナーでは、絶品の鉄板焼とフレンチに舌鼓
鉄板焼のコースは、希少な葉山牛をはじめ、鮑や伊勢海老など魚介も極力地元の食材を採用。ソースまで美味しい


さらに肝心なのが、ここが上質なオーベルジュであること。

夕食は鉄板焼かフレンチのコースから選べて、ソムリエも常駐。鉄板焼で鮑に薦められたのはブラン・ド・ノワールだった。

「黒ぶどうだけれどシャンパーニュになるとミネラル感が出るので」と、粋なセレクト理由を海辺のホテルで聞けるとは。

クラシックの技術を基盤に地産地消のフレンチを提供。写真は赤ワインソースを添えた葉山牛の炭火焼と三浦野菜


担当編集によると、クラシカルさの残るフレンチも絶品とのこと。

総料理長は三國清三氏のもとで腕を磨いた方で、改めて再訪を誓った。

人工温泉のスパでととのう。温まったあとはデイベッドへ
人工温泉採用の屋外ホットバスは、冬場は40度以上なので外気との温度差が気持ちいい。7:00~10:00/15:00~22:00


最後に、テラスのホットバスが気持ちいいので水着はお忘れなく。

逆にPCは持参したが、一度も開かないままであった。

■施設概要
施設名:葉山ホテル-音羽ノ森
住所:神奈川県横須賀市秋谷5596-1
TEL:046-857-0108
料金:1泊2食付き2名 112,112円~

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