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横浜中華街2024年最新~ニューオープンのお店7選!サウナも!

  • 2024.4.9

名店が手がける新業態の店から、実力派シェフが腕を振るう話題店まで、横浜中華街には注目のグルメスポットが続々とオープン。さらにサウナ施設も誕生し、一日楽しめるエンターテインメントタウンへ進化中です。

名店がコラボしたテイクアウト専門店「俏香(ちゃおしゃん)」

「俏香」は中華街大通りにある
「俏香」は中華街大通りにある

横浜中華街きっての北京料理の老舗「華正樓」と、食べ放題や中華まんの店を展開する「皇朝」。その2店舗がタッグを組んだテイクアウト専門店が、2023年4月に誕生しました。「華正樓」の「肉まん」600円と、ここでしか味わえないオリジナル点心を販売しています。

カスタードまん350円
「カスタードまん」350円

看板メニューは、豚の顔をあしらった「カスタードまん」!食べるのがもったいないほどのかわいさです。中のカスタードクリームは熱々なので気を付けて。クリームは甘すぎず、ぺろりと食べられちゃいます。

豚角煮まん500円
「豚角煮まん」500円

もう1つのおすすめは、ふわふわの生地で角煮をはさんだ「豚角煮まん」。この商品のために作られた分厚い角煮はトロトロで絶品。どの点心も、いろいろ食べ比べができるように小さめのサイズで作られているのがうれしいポイントです。

ペット連れOKのテラス席
ペット連れOKのテラス席

店舗には専用のテラス席が隣接しているので、中華街大通りを眺めながらひと息つきましょう。

■俏香(ちゃおしゃん)
住所:神奈川県横浜市中区山下町186
TEL:0120-290-892(皇朝)
営業時間:10~20時
定休日:無休

横浜中華街では珍しい立ち飲み「Standing Bar 桃源邨(とうげんとん)」

「Standing Bar 桃源邨」の外観
「Standing Bar 桃源邨」の外観

中華街ツウに愛されてきた台湾料理の店「桃源邨」が中華街内で移転。その跡地に、2023年8月にオープンした立ち飲みバーをご紹介します。

立ち飲みスペースのみの小さな店
立ち飲みスペースのみの小さな店

おつまみのほか、日本そば、台湾ラーメンも用意。アルコールはチンタオビールや台湾ビール、紹興酒などが揃っています。料金は前払制で、おつまみもお酒もオール500円の明朗会計。なんと食べ歩きグルメの持ち込みもOKという懐の深さです。

珍味三種盛り合わせ(手前)、ビール各500円
「珍味三種盛り合わせ」(手前)、「ビール」各500円

おすすめは、「珍味三種盛り合わせ」。豚の耳、ガツ、ハチノスを自家製味噌ラー油につけて味わいます。ビールとの相性も抜群。

ルーロ冷奴500円
「ルーロ冷奴」500円

ルーロ冷奴はルーロ飯に使う甘辛い豚バラ肉を冷奴にのせたもの。根強い人気メニューです。

「桃源邨 本店」の外観
「桃源邨 本店」の外観

「桃源邨 本店」は、「Standing Bar 桃源邨」から徒歩3分の場所で営業中。本格的な台湾料理をかめだし紹興酒と一緒に味わえます。

大腸麺線800円
「大腸麺線」800円

店主のイチオシは大腸麺線。日本の素麺に似た台湾の紅麺線を使用しており、カツオだしが利いたとろみスープで煮込んだ麺料理です。トッピングはホルモン、あさり、パクチーなど。ランチタイムには、ミニルーロ飯付きのセット(1300円)があります。

赤鶏燻製2800円
「赤鶏燻製」2800円
やみつき粥1200円
「やみつき粥」1200円
しじみの紹興酒漬け1300円
「しじみの紹興酒漬け」1300円

ほかにも、自家製の「赤鶏燻製」や、「やみつき粥」、「しじみの紹興酒漬け」など、本格的な台湾料理がずらり。紹興酒と一緒に堪能しましょう。

■Standing Bar 桃源邨(すたんでぃんぐ ばー とうげんとん)
住所:神奈川県横浜市中区山下町165
TEL:045-651-0927(桃源邨 本店)
営業時間:12~18時
定休日:無休

■桃源邨(とうげんとん ほんてん)
住所:神奈川県横浜市中区山下町81
TEL:045-651-0927
営業時間:11~14時、16~21時(土・日曜、祝日は11~21時)
定休日:水曜

「梅林閣(ばいりんかく)」であの名物カレーを

一新した「梅林閣」外観
一新した「梅林閣」外観

中華街で長年営業してきた「梅林閣」が、屋号はそのままに、新たなお店として2023年12月に再オープンしました。店頭ではテイクアウトメニューの販売もしています。

牛バラカレーご飯1100円
「牛バラカレーご飯」1100円

中華街のカレーブームの火付け役「保昌(ほしょう)」のオーナーが経営しており、「保昌」名物の牛バラカレーご飯を味わえます。豆板醤や中国しょうゆを使った中華風カレーは、単品はもちろん、スープ、焼売、デザート、烏龍茶付きのセット(1480円)も提供しています。

飲茶セット1人前1980円
飲茶セット1人前1980円

また、点心や一品料理がつく「飲茶セット」などのお得なメニューも多いので、ぜひチェックしてみてください。

■梅林閣(ばいりんかく)
住所:神奈川県横浜市中区山下町146-2
TEL:045-662-6698
営業時間:11~15時、17~21時(土・日曜、祝日は11~21時)
定休日:不定休

カフェのような空間で本場の味を提供「胖鴨(ぱんや) まるまるかも」

「胖鴨 まるまるかも」の外観
「胖鴨 まるまるかも」の外観

2023年11月のオープンながら、早くもリピーターが続出しているのが「胖鴨 まるまるかも」。中華街のメインストリートから少し離れた西門通りにあります。

「胖鴨(ぱんや) まるまるかも」の外観
ゆったりくつろげる店内

扉を開けると、中華街とは思えないスタイリッシュな空間が広がります。中華というイメージにとらわれず、普段使いしてほしいというオーナー自らデザインしたそう。店名の「胖鴨」とは「肥えたアヒル」を意味し、オーナーの娘さんが描いたかわいいアヒルのイラストがトレードマークなっています。

鴨春巻715円
「鴨春巻」715円
鴨ショウロンポウ715円
「鴨ショウロンポウ」715円

長年中国で仕事をし、今の中国料理に精通するオーナーがメニューを監修。とにかく味にこだわり、日本人になじみのある料理から「ガチ中華」まで多彩なメニューが揃っています。
特に試作を繰り返したという「鴨春巻」や「鴨ショウロンポウ」は、ほかではなかなか食べられない逸品。鴨のうま味が口に広がります。

鹿角茸鍋1518円
「鹿角茸鍋」1518円

中国人のお客が感激するというのが「鹿角茸鍋」。鹿角茸とは中国にあるキノコで、独特の歯ごたえが特徴。豚肉や唐辛子と一緒に炒めたピリ辛の鍋です。

海鮮ビーフン炒め1188円
「海鮮ビーフン炒め」1188円

エビ、ホタテ、イカがゴロゴロ入った「海鮮ビーフ炒め」は、まさに日本人好みの味。シャキシャキとした野菜の食感がアクセントになり、シェフの腕の確かさを感じられます。

エビの香り揚げ1628円
「エビの香り揚げ」1628円

「エビの香り揚げ」は、エビを殻ごと揚げ、鴨の卵の黄身を使ったソースをまとわせたもの。おつまみにも最適な一皿です。

とにかく、どの料理もハイレベルなこちらのお店。これからますます人気が出ること間違いなしです。

■胖鴨 まるまるかも(ぱんや まるまるかも)
住所:神奈川県横浜市中区山下町214
TEL:045-306-9771
営業時間:11~15時、17~22時(土・日曜、祝日は11~22時)
定休日:無休

「四川陳麻婆(しせんちんまーぼー)」で本場四川の刺激的な辛さにチャレンジ

「四川陳麻婆」の外観
「四川陳麻婆」の外観

個性的な店が立ち並ぶ香港路に、新たな注目店が誕生しました。2023年5月にオープンした「四川陳麻婆」は、中国のホテルや横浜中華街の名店で腕を振るったシェフが厨房に立ちます。

四川陳麻婆1500円
「四川陳麻婆」1500円

名物は店名でもある四川陳麻婆。3種類の豆板醤を使い、味やコク、発酵具合のバランスを調整しながら組み合わせているそう。挽き肉は牛7、豚3の割合でうま味を引き出し、木綿豆腐も特注のものを使用。辛さは6段階から選ぶことができます。
ほかにも、山椒や花椒を利かせた「揚げ魚の四川風」2380円など、四川料理がずらり。辛いものが好きな方は、ぜひ挑戦してみてください。

天使の海老2460円
天使の海老2460円
角煮チャーハン1280円
角煮チャーハン1280円

また、刺身で食べられるほど新鮮な大海老を殻ごと揚げた天使の海老、香ばしい角煮チャーハンなど、辛くないメニューも揃っています。ぜひお試しあれ。

■四川陳麻婆(しせんちんまーぼー)
住所:神奈川県横浜市中区山下町138-3
TEL:045-307-3321
営業時間:11時~23時30分LO
定休日:不定休

やさしい味わいの点心が揃う「盛華(Seika)(せいか)」

「盛華(Seika)」の外観
「盛華(Seika)」の外観
風水にまつわるアイテムが並ぶ
風水にまつわるアイテムが並ぶ

風水鑑定や開運グッズの販売をする「盛華(Seika)」が、2023年4月にカフェ営業をスタート。実はここ、横浜中華街屈指の名店「海員閣」の親戚が営むお店なんです。店主の父親は「海員閣」の長男で、店は継ぎませんでしたが、大変な美食家だったとのこと。そうした歴史もあり、飲食提供を始めたそうです。

ほっこりセット1200円
「ほっこりセット」1200円(エビワンタンはセットの場合5個、単品の場合6個入り)

ここで味わえるのは、やさしい味わいの点心。「中華ちまき」550円は店主の祖母が家族のために作っていたものをアレンジし、手作りのチャーシューや干しシイタケ、貝柱、うずらなど具だくさん。 「エビワンタンスープ」780円は、丁寧に下処理した大粒のエビ入りのワンタンが入っています。5時間かけて煮込む鶏ガラスープも美味。この2つを一緒に味わえる「ほっこりセット」は、杏仁豆腐と中国茶付きでとってもお得です。

手づくり豚まん500円
「手づくり豚まん」500円

手づくり豚まんは、豚の塊肉を手で打ち、ゴロゴロとした食感を楽しめるようにしているそう。皮に餡のうま味が染み込んでいます。

料理は「海員閣」の先代の社長のアドバイスを取り入れた、本格的な味。テイクアウトも可能なので、気軽に立ち寄ってみてくださいね。

■盛華(Seika)(せいか)
住所:神奈川県横浜市中区山下町147
TEL:045-681-6847
営業時間:11時30分~18時
定休日:不定休

横浜中華街初のサウナ「HARE-TABI SAUNA&INN YOKOHAMA(はれたび さうなあんどいん よこはま)」

「HARE-TABI SAUNA&INN YOKOHAMA」の外観
「HARE-TABI SAUNA&INN YOKOHAMA」の外観

最後にご紹介するのは、サウナ王の太田広氏監修の本格的なサウナ施設。非日常(ハレ)の旅と横浜をつなぐ「観光のハブになるサウナ施設」がコンセプトだそう。

男性サウナ
男性サウナには水車型ストーブサウナを日本初導入
女性サウナ
中国茶の香りに癒やされる女性サウナ
中国茶ロウリュ
女性サウナの中国茶ロウリュ

サウナの内部は、横浜らしい赤レンガ建築をモチーフにした空間。男性サウナは、近代産業発祥地・横浜を象徴する蒸気機関車のような水車型サウナストーブが目玉。女性サウナでは、横浜中華街の中国茶専門店「悟空」のウーロン茶やジャスミン茶を使ったロウリュを楽しめます。
水風呂は男女ともに老舗漢方薬局「更生堂」の漢方を使用しています。こうした地域の専門店と連携した設備も魅力のひとつです。

横濱開港オロポ605円
「横濱開港オロポ」605円

また、発汗を高めるスタータードリンク(330円~)、水分とミネラルを補給するサプライドリンク(605円)、心身をととのえるフィニッシュドリンク(605円~)も用意しています。サウナ中におすすめの「横濱開港オロポ」は、オロナミンCの氷にポカリスエットを注いだもの。グラスにつけたシチリア産の塩を一緒に味わいます。

「重慶飯店 本館」サウナ飯コース3500円
重慶飯店 本館の「サウナ飯コース」3500円

近隣の提携店舗では、サウナ利用者限定の特別な「サ飯」を味わえます。四川料理の名店「重慶飯店 本館」では、共同開発したという「サウナ飯コース」を提供。温かい蒸し鶏の山椒風味や、白身魚と発酵唐辛子の具だくさんスープ煮込みなど、サウナ飯として味わいたい全7品を提供します。注文は2人前より、「重慶飯店 本館」に直接事前予約が必要です。店に到着したら、予約当日の「HARE-TABI SAUNA」のレシートを提示してください。

宿泊スペース
宿泊スペース

また、ここは宿泊施設も兼ねており、豪華寝台列車をイメージした宿泊スペースがあります。全室個室で、女性専用スペースも完備しているので安心。サウナ付きプランが人気ですが、宿泊のみの利用もOKです。
なお、男女サウナは朝に入れ替わるため、両方楽しめるのは宿泊者だけの特権です。

「横浜ならでは」の魅力が詰まったサウナ施設。サウナ好きはもちろん、初心者も横浜でサウナデビューしてみませんか。

■HARE-TABI SAUNA&INN YOKOHAMA(はれたび さうなあんどいん よこはま)
住所:神奈川県横浜市中区山下町216
TEL:045-306-7102
料金:サウナ2時間2420円(土・日曜、祝日は2970円)、以降30分ごとに550円追加。宿泊は1泊1名4600円~、サウナ宿泊プラン1泊1名6600円~
営業時間:11~23時(最終受付22時)。宿泊はチェックイン16時~、チェックアウト~10時
定休日:無休

text&photo ウランティア(永田晶子)

●店舗・施設の休みは原則として年末年始・お盆休み・ゴールデンウィーク・臨時休業を省略しています。
●掲載の内容は取材時点の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。

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