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青木美沙子、ロリータファッションの監修で嶽本野ばらの世界観を表現!『ハピネス』出演の経緯とは?

  • 2024.4.9
青木美沙子、ロリータファッションの監修で嶽本野ばらの世界観を表現!『ハピネス』出演の経緯とは?
(C)嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会

ロリータファッションは「不安が取り払われるような魔法のお洋服」と魅力語る

窪塚愛流・蒔田彩珠を主演に、嶽本野ばらの同名小説を映画化した『ハピネス』。このたび、日本を代表するロリータファッションモデルとして世界で活躍する青木美沙子の出演が決定し、出演シーンの場面写真が公開された。

「わたしね、あと1週間で死んじゃうの——」恋人の突然の告白からはじまった“ふたりの7日間”は、悲しいけれど、幸福と愛に満ちあふれた、かけがえのない奇跡だった——。

残り少ない日々を命の限り輝かせようとする少女と、そんな彼女の夢を全力で支えようと奔走する少年とが繰り広げる純度100%のラブストーリー『ハピネス』。医者から余命1週間を告げられた高校生の由茉と、突然の告白に戸惑いながらも、彼女との幸せな日々を一緒に作り上げることに協力する雪夫。

残された日々を悲しみに暮れるより笑顔で幸せに過ごしたい、自分らしく生きて、やりたいことに挑戦する、そして何よりも愛する人とずっと一緒にいたい。そんな由茉の願いを叶えるために雪夫は悲しみや不安を胸に閉じ込め、彼女に寄り添うことを決意する。そんな2人の奇跡のような7日間を描いたハピネス:幸福に包まれた物語。

主演は、窪塚愛流と蒔田彩珠。由茉の両親に山崎まさよし・吉田羊、雪夫の姉に橋本愛ら豪華俳優陣が集結。映画『下妻物語』の作者・嶽本野ばらによる同名小説を人間ドラマの名手・篠原哲雄監督と脚本家・川﨑いづみが若き恋人たちの命のきらめきを余すところなくスクリーンに映し出している。

 

余命1週間と医者から宣告され、「あと1週間しか生きられないなら、最後まで楽しく”自分らしく”過ごしたい」と願う由茉が果たすのは、憧れの“ロリータさん”デビュー。なかでもクラシカルロリータの代表ブランド「イノセントワールド」は、彼女が長年憧れてきたメゾン。

そんな由茉が、“聖地巡礼”と称して恋人の雪夫を伴って訪れる「イノセントワールド」本店の店員役として、ロリータファッションモデルとして世界で活躍する青木美沙子の出演が明らかになった。初めての“聖地”訪問に緊張の面持ちの由茉を優しく迎える役柄を好演。出演について「由茉ちゃんの夢を一緒に叶えてあげられるような素敵な役で嬉しかった」と喜びを語っている。

また、本作との関わりは出演だけにとどまらない。原作に描かれたロリータファッションを忠実に再現するためのアドバイスや、自身の衣装や小物を撮影に提供するなど、撮影に全面協力。映画化するにあたり「登場人物のお洋服は原作に忠実にして欲しい」という嶽本野ばら本人の意向により、親交のあった青木に出演と共にファッション協力を依頼。

嶽本野ばらの世界観を作り出すのに重要な役割を担うなど、嶽本野ばら自身「青木美沙子さんがいなかったら、衣装が用意できなかった」と語るほど。さらに、ロリータファッションについて、「自分の好きなものや自分がどう生きたいかを大切にしている人が多い」と分析。また、「ロリータファッションは、現実を離れてお姫様になって違う世界へ行き、日常をリセットし、幸せをチャージできる。着ることで、不安が取り払われるような魔法のお洋服というところが魅力だと思います」とその魅力を語る。

自分に残された日々が僅かと悟った時、「自分らしく生きる」ことを決意し、念願の“ロリータさん”デビューを果たした由茉の心を支えたロリータファッションにも注目して欲しい。

『ハピネス』は5月17日より全国公開される。

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