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車がなくてもキャンプはできる!高速バスで行くソロキャンプ行ってみた。

  • 2024.4.8

ソロキャンプの移動手段はおそらくクルマやバイクがメインになるだろう。
しかし、本誌編集部員の風間が今回体験したのは、高速バスで現地近くまで行き、そこからレンタカーを借りるというもの。
意外な移動手段だが、さて、どんな行程になるのか、早速紹介しよう!

風間貴允
40歳を目前に控え、日に日に体力の衰えを感じざるを得ない本誌編集者。
最近はUL系ギアをよくチェックしているが、少しでも体への負担を軽くして体力低下をカバーしたいのが理由。
「達成感があるけどあまり疲れない山歩き」が好き。

高速バスで新宿から富士山駅まで

今まであまり体験したことがないソロキャンプがしたいということで、今回はあえて、高速バスを利用してキャンプへ行くことに決定!
宿泊地は、アクセスがしやすく、最近オープンした気になるキャンプ場「sotosotodays CAMPGROUNDS 山中湖みさき」がある、山梨県山中湖周辺エリアにしました。

調べたところ、自宅のある東京都杉並区からは、新宿から高速バスで「山中湖・平野」行きに乗るのが便利そう。
現地でもいろいろなスポットを巡りたいので、今回は富士山駅まで高速バスで向かい、レンタカーを借りることにしました。

迎えた当日。早朝に自宅を出てバスタ新宿へ向かいます。
ソロ道具一式を詰め込んだ40ℓサイズのザックが、電車内で邪魔にならないか不安でしたが、まだ電車が混んでいない時間帯だったのでセーフ。

予約しておいた電子チケット(富士山駅までの運賃は2000円)を提示して、バスに乗り込みます。
大きい荷物はバスのラゲッジに預けられるので、手荷物だけ持って座席へ。
平日の朝の時間帯だったためか、ほかに利用者は少なく、車内はすいていました。

座席は4列シートで前の席と近く、やや狭い足元スペース。車内がWi—Fi利用可能だったのは◎。
到着までの約2時間は、景色を眺めたり動画を見たりしているとあっという間でした。

バスの車窓からだと、自分で運転していると気づかないような景色が見つかるのがおもしろかったです。

レンタカーでキャンプ場へ向かう

到着した富士山駅は、駅の入り口に大きな赤い鳥居がある特徴ある駅舎。
付近でレンタカーを借りて、山中湖方面へクルマを走らせます。

レンタカーで富士山駅を出発したのが午前10時。
少し早いですが、昼食と食材の買い出しに向かったのが、山中湖までの道中にある「道の駅 富士吉田」。
ここには広々とした地元食材の販売所があり、新鮮な野菜や加工食品などを購入することができます。

富士ヶ嶺ポークを使った行者ニンニク入りのウインナーを発見したので即購入。
ほかにもトマトやキノコを数種類ゲットしました。

昼食に食べたのは、軽食コーナーで富士吉田の郷土料理、吉田うどん。

敷地内には「モンベル富士吉田店」もあり、スポーツサイクルのレンタルもできるので、ここから自転車で観光スポットを巡るのも楽しそうですね。

さらに山中湖方面にクルマを走らせ、正午過ぎに湖にキャンプ場に到着。
今回訪れた「sotosotodays CAMP GROUNDS 山中湖みさき」は、湖に飛び出した出島のような場所にあり、湖からの風が気持ちいいロケーション。

この日はフリーサイトの湖に近い場所にテントを張ることにしました。

新しく購入した焚き火台やランタンスタンドを試していたら、気がつけば辺りは夕暮れに。
この日はほかにお客さんがいない貸し切り状態だったので、夜遅くまで存分に焚き火と串焼き料理を楽しみました!

高速バス×レンタカーは意外と快適

バスの車内は狭かったものの「運転しない」のはやはり体への負担が少ない。
帰りも富士山駅から新宿までバスだったが、車中でぐっすり眠ることができるのは、バス移動のメリット。
都内に戻ったときはスッキリとした気持ちでキャンプ旅を終えました。

出典/ガルヴィ2022年8月号

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