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「ソールを使う」ために注意することは?岩男プロが分かりやすく解説

  • 2024.4.8

近ごろ、プロモデルの顔や形状でやさしいアイアンが増えている。それはウエッジも同じで「正統派でミスに強い」やさしく寄せられるモデルが多数登場!そんなウエッジたちを、自身もオリジナルモデルを開発する岩男健一プロが試打インプレッション。さらに、もっとうまく使いこなせるレッスンも教えてくれた。

1 ヘッドの入り方が違う

本当にお助けウエッジ級のやさしさがありつつ、シャープな形状のウエッジが増えましたね。とはいえ、ミスをゼロにできるわけではないので、デザインや機能を十二分に活かすためにも、ソールやバンスを使った打ち方をしましょう。ソールを地面に上手にタッチさせるには、入射角とヘッドの返し方がポイントとなります。

ダフリとの大きな違いは「ヘッドが刺さらない」でしょう。ボールだけをクリーンにヒットするために、ヘッドを上から入れようとしがちですが、ボールを潰す打ち方はライが悪いときなどに用いるもので、あえて刺さるような打ち方はご法度です。ヘッドの入射角が鋭角になりすぎないように気をつけてください。

「ダフリ」と「ソールを使う」の違いとは?前傾角なりのフラットな軌道と入射角

前傾した角度なりのオンプレーンスイングなら、ウエッジの刃がボールの下に潜り込む

「ダフリ」と「ソールを使う」の違いとは?ボールを潰すように上から入れると刺さる

タテ振りでヘッドを上から入れすぎると、リーディングエッジが地面に向かってしまう

いかがでしたか? ヘッドの返し方を意識して、クリーンヒットへ繋げてください!

試打・レッスン=岩男健一
●いわお・けんいち/1987年生まれ、和歌山県出身。07年にプロ入りし、ツアーに参戦中。ギアの知識も豊富で、その模様やレッスン、さまざまな実験を配信するYouTubeチャンネル「わっほーまっちゃんの日常」が大人気。フリー。

写真=相田克己
協力=太平洋クラブ 成田コース

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