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ミート率アップには「ストロンググリップ」スライスや飛距離の悩みもこれで解消!

  • 2024.4.8

イメージ通りの飛距離が出ない、弱々しいスライスが出るといった悩みを持つ人は、インパクトでクラブフェースが開いているのかもしれません。きっちりとフェースをスクエアに戻したいなら、ストロンググリップに変えてみませんか? これだけでミート率が格段にアップしますよ。

ボールがつかまるから飛距離が伸びる!

インパクトゾーンで左腕を小指側に回す動きを入れると、クラブフェースは自然に返るため、フェースを開いたままインパクトを迎えることはありません。ウイークグリップやスクエアグリップだとこの動きは大きくなりますが、ストロンググリップだと小さい動きになります。その分、ボールがつかまるので飛距離も伸びます。ミート率が低い、弱々しいスライスが出るという人はストロンググリップでクラブを握りましょう。

ストロンググリップの握り方

グローブのマークが斜め上を向く感じで握る

左手はナックルが2~3個見えるぐらいに握ります。グローブのマークが斜め上を向く感じです。親指はクラブの真ん中よりも少し右に置きましょう。右手は手のひらが左手の手のひらと同じ面を向くように握ります。

左手人差し指の第2関節と右手中指、薬指の第2関節はほぼ一直線!

両手で握ったグリップを裏側から見た時、左手人差し指の第2関節と右手中指、薬指の第2関節がほぼ一直線になっていると、両手が一体化したグリップになります。

クラブは長く持った方が飛距離アップにつながる!

クラブを短く握るよりも、左手の小指球にグリップエンドが当たるように握った方が左手に力が入り、飛距離アップにもつながります。グリッププレッシャーは上達するまでは緩めにしておくのが◎! ヘッドが走るので飛距離が出ます。


阿河徹
●あが・とおる/1976年生まれ。米国にてゴルフスイング理論、ゴルフ経営学を学ぶ。UFGTF資格取得。帰国後、内藤雄士ゴルフスクールにてレッスン活動を行う。2012年独立後、男女ツアープロのコーチとしてツアーに帯同。50人以上のプロゴルファー、3万人以上のアマチュアゴルファーを指導している。


構成・文=山西秀希
写真=鈴木祥
協力=井山ゴルフ練習場

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