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締め付けられるような痛み…「緊張型頭痛」がどんどん重くなるNG習慣3つ

  • 2016.2.16
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頭が重いような痛いような「薬を飲んだ方がいいかな?」「まだ我慢できるかな?」と悩んでしまう不快感を感じたことはないでしょうか。それ“緊張型頭痛”かもしれません。アラサーアラフォー女性に多い片頭痛ですが、近年は緊張型頭痛も増加しています。

そこで今回は、予防医療推進協会理事長を務める筆者が、緊張型頭痛の特徴と原因となる日常のNG習慣をご紹介します。

 

■緊張型頭痛ってどんな痛み?

脈打つように鋭い痛みが襲ってくる片頭痛に対して、緊張型頭痛の痛みは小さめのヘルメットを無理やり被ったような、タオルで絞めつけられているようないわゆる“鈍痛”です。長時間、長くなると数日間も痛みが続く場合があります。

1度症状が現れると慢性になりやすいのも緊張型頭痛の特徴。片頭痛のように動けなくなるほどの痛みではないので、つい放置しがちですが注意が必要です。

 

■緊張型頭痛の原因となるNG習慣3つ

(1)パソコン、タブレット、スマホの長時間使用

ディスプレイを長時間見続ける時の姿勢を思い浮かべてみて下さい。首や肩に大きな負担がかかっていますよね? 特に女性は男性と比べて首の筋肉が細く弱いため、成人で体重の約10%もあるといわれる頭を支える首から肩の筋肉には大きな負担がかります。

これが神経を刺激して痛みを引き起こしてしまうのです。ストレートネックの増加と緊張型頭痛の増加が比例しているのもこのことからと言えるでしょう。

(2)なんでもキッチリやってしまう

ディスプレイを長時間見る肉体的ストレスとは対照的に、精神的なストレスが原因で頭痛を引き起こしてしまうケースがあります。これはまじめで几帳面になんでもキッチリやらないと気が済まないタイプに多いでしょう。

精神的な緊張が長時間続くと、脳にある痛みを調整する機能が正常に働かなくなり頭痛を引き起こしてしまうと考えられています。

(3)運動習慣がない

運動をしないと、肉体的にも精神的にも体に大きなストレスが蓄積します。適度なウォーキングや肩回し、首を回すなど簡単な運動を心がけましょう。「そんな時間はない!」という人は寝る前に大の字になって全身の筋肉を緩め、ゆっくりとした深呼吸をする習慣をつけるものいいでしょう。

 

どれもこれもついやってしまいがちな日常生活の一部です。しかし、緊張型頭痛を含むほとんどの病気が日常生活の繰り返しの中で起こっています。可能な限り体と心に優しい生活習慣を身につけたいものですね。

【著者略歴】

※ SAYURI・・・長年の医療業界での経験を生かし、健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーとして執筆活動や講演活動をする傍らNPO法人予防医療推進協会の理事長も務める。

【画像】

※ Piotr Marcinski / shutterstock

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