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「神戸と横浜が贈った桜」が“原点”!バンクーバーFC、咲き誇る桜を描いた新ユニフォームが登場

  • 2024.4.7
「神戸と横浜が贈った桜」が“原点”!バンクーバーFC、咲き誇る桜を描いた新ユニフォームが登場
「神戸と横浜が贈った桜」が“原点”!バンクーバーFC、咲き誇る桜を描いた新ユニフォームが登場

Text by 立野敦史(Qoly LFB Vintage)

カナダ・プレミアリーグに所属するバンクーバーFCとキットサプライヤーのMacronは2日、2024シーズンの新アウェイユニフォーム「The Blossom Kit」を発表した。

ユニフォームはその名の通り桜の花をデザインしたもの。バンクーバー地域は毎年この時期になると、日本から贈られた桜が満開に咲き誇る。

Vancouver FC 2024 Macron Away

「神戸と横浜が贈った桜」が“原点”!バンクーバーFC、咲き誇る桜を描いた新ユニフォームが登場
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バンクーバーFC 2024 Macron アウェイ ユニフォーム

2024新アウェイユニフォームはピンクを基調に、濃淡のピンクで桜の花を描く。重なる花びらの表現が水彩画的で美しい。

クラブは2022年に創設され、2023シーズンからリーグに参加した新しいチーム。この桜ユニフォームは、クラブの歴史で2代目のアウェイユニフォームとなる、

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バンクーバーと名乗っているが、クラブの本拠地はバンクーバー市郊外のラングレー地区で、バンクーバー地域のチーム。かつて清水エスパルスを指揮したアフシン・ゴトビ氏が初代監督に就任し、現在もチームを率いている。

広義な意味で本拠地はバンクーバーとなるが、前述の通りこのエリアは日本から贈られた桜が美しく花を咲かせることで知られている。その原点は、神戸市と横浜市だ。

「神戸と横浜が贈った桜」が“原点”!バンクーバーFC、咲き誇る桜を描いた新ユニフォームが登場
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日本からバンクーバーに桜の木が最初に渡ったのは1930年代のことで、神戸と横浜から500本ほどの桜の木が贈られている。その目的は、第一次世界大戦での日系カナダ人戦没者の追悼だった。

日本とカナダは第二次世界大戦で敵対関係となるため交流も途絶えてしまうが、両国の関係回復後は再び桜がカナダに渡る。現在バンクーバーには約4万本の桜の木があり、この時期になると日本で桜を見ているような光景が広がるという。

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桜の花見に着ていきたくなるようなデザインの「The Blossom Kit」は、バンクーバーにおける桜の歴史を考えると、ある意味で日本の桜を描いたと言えるものだ。

ちなみにカナダは屋外での飲酒が原則禁止されているため、日本の花見のように“桜を眺めながら一杯”というのは無理なのだとか。

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桜の花をアート風に描いたアウェイユニフォームは、クラブ公式オンラインストアで販売中。

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