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無理しなくていい!申真衣さんの「ママがラクになる」8つの言葉

  • 2024.4.7

この春、VERYモデルを卒業した申真衣さん。初登場からファッションセンスと華麗な経歴に注目が集まっていましたが、仕事や育児、生き方についての考えもブレがなく一本芯が通っていて、世の中の価値観が急速に変化した時期、悩めるママたちにさまざまな導きをくれました。思い出の企画とともに、申真衣さんが教えてくれた8つのマイルールを紹介します。

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【画像集】もう一度見たい!申真衣さんのベストコーデ5選

申真衣さんが教えてくれたこと① 「妻だから」「母だから」と無理はしない

実は早起きは苦手だそう。睡眠時間を確保するために、省けるところは省いて効率よく生活しています。
インスタグラムのプロフィールにもsleep enthusiast(睡眠愛好家)と書くほどの睡眠推し。23時までには寝て8時間睡眠が目標です。

撮影/渡辺謙太郎

母業、社長業、モデル業と超多忙なはずなのに常に朗らかな申真衣さん。その秘訣は睡眠重視の生活でした。「家族よりも早起き」はしない、休日も遠出せずに近所の公園で過ごすなど、あらかじめ優先事項を決めて無理しない育児をしていました。やることに追われてストレスを溜めてしまうのはもったいない。自分にとって不要なことはしなくていいと言ってもらえて、気持ちが楽になった読者も多いはず。

「タオルなど消耗品交換は月に一度とあらかじめ決めています」
撮影/渡辺謙太郎

To doリストに追い詰められない工夫も。覚える労力を減らすため、メールは即レスかスクショして夜に確認。記憶には残しません。また、スポンジや歯ブラシといった消耗品の取り替え時期を考える手間を省くために、毎月1日に交換と決めているそう。

 

申真衣さんが教えてくれたこと② 目標を立てると何かが変わる

 

撮影/酒井貴生〈aosora〉

2023年1月号『2022年VERYモデルの自己査定』では、前年に立てた目標はほぼ未達成だと告白。そのぶん、2人育児を想像以上に楽しめたと話していました。「自分が何者であるかは自分が決められる。そのために目標を立てて毎日少しでも努力をし続けたい」という言葉が印象的。毎日をこなすことに精一杯になりがちなママたちも、これを意識することで何かが少し変わるような気がします。

 

申真衣さんが教えてくれたこと③ お気に入りの服はたくさん着るほうがいい

パーカ、ニット、パンツ、バッグがミュウミュウ。撮影/木村 敦
ミュウミュウのパーカは、普段の仕事服にも活躍。ボンディング素材で立体感があるので、グレーパーカもラフに見えません。撮影/須藤敬一

申真衣さんといえばTHE ROWのイメージでしたが、最近はミュウミュウに夢中。「学生時代に好きだったミュウミュウ、当時はみずみずしい少女のようなイメージだったのが最近はハンサムな印象で、肩肘張らないけれど新しいものにワクワクしたい今の気分にぴったり」と話してくれました。メンズライクなトラッドが今どきにブラッシュアップされたデザインがヒット。これまでモノトーン好きだったのが、ミュウミュウの影響でグレーやキャメルを取り入れてニュアンスカラーを楽しみたくなったとのこと。2022年6月号で着ていたミュウミュウのショート丈ニットは、その後2024年2月号でも着用。ゆるパンツ、ワンピース、シャツ合わせなど着回し力を披露してくれました。同じくグレーパーカも何度も着用写真が紹介されていて、“お気に入りを買ってたくさん着る”を体現。いい服はついつい大切にして登場回数が少なかったり、同じ服を頻繁に着ることに抵抗を持ってしまったりする考えを吹き飛ばしてくれました。

 

申真衣さんが教えてくれたこと④ 投資やお金の知識は必要不可欠

 

撮影/倉本侑磨〈Pygmy Company〉

金融・経済関連の専門家との対談やお金についてのweb連載も話題になりました。「先行きの見えない時代だからこそお金の常識のアップデートが必要」「子どもにお金の話をすることも忌み嫌われるのではなく、むしろポジティブに捉えられる時代になるといい」と話す申真衣さん。「お金や投資の話は難しい」という先入観を振り払うかのような申真衣さんの話を聞いて、改めてお金について考えるきっかけになったという人も多いようです。約2年間にわたって連載した「教えて申真衣さん」では「完全初心者ママへの投資アドバイス」「教育費のかけどころ」「持ち家か賃貸か」など気になるキーワードが満載でした(連載はこちらから)。

 

申真衣さんが教えてくれたこと⑤ 「私なんかが」と尻込みしない

 

撮影/須藤敬一

学生の「メンター※」をしていると誌面で話していた申真衣さんですが、自身にもその時どきでメンターがいるそう。申真衣さんにとっての「メンター」とは、単なる相談相手ではなく自分をもっと引き上げてくれる存在。「思いを言語化する後押しをして目標をクリアにしてくれる人たちです」と話してくれました。もう一つ、「素敵だなと思う人を見つけたら積極的に懐く」こともすすめてくれました。「私なんかが……」「迷惑かな」と尻込みせずに、“手に入りにくいお菓子などのおみやげを持って懐きにいく”というアドバイスはメモ必須です。

※(Mentor)仕事やキャリアについての指導・助言をしてくれる相談相手

 

申真衣さんが教えてくれたこと⑥ ❝願いは言葉にして叶えるもの❞

撮影/最上裕美子

憧れの人を目の前にして涙する姿も。ユニクロのイベントで、好きだと公言していたソフィア・コッポラに会うことができました。VERYでは以前申真衣さんのソフィア・コッポラ愛を語った企画があったのですが、それを読んだユニクロの担当者から声がかかったのです。「願いは言葉にして自分で叶えるもの」ということを身をもって教えてくれました。

 

申真衣さんが教えてくれたこと⑦ 仕事服も自分らしく着こなす

シースルートップスにラメのロングスカートの組み合わせは、きちんと見えて程よく華やか。
甘ブラウスの着映え力は勝負な日の仕事服にも◎。キレイめパンツと合わせるのがおすすめです。

撮影/須藤敬一

コロナ禍を経て仕事服のドレスコードにも変化が。“一丁羅な仕事服=ジャケパンにピンヒール”ではなく、自分らしさを引き継いで楽しめるファッションを私服で紹介してくれました。「歳を重ねてミニマルな仕事服に違和感を持ち始めた」という言葉も共感を呼んだはず。シンプルすぎるよりも、少し着崩したり、好きなテイストを取り入れたり、オリジナリティのある仕事服がVERY世代の理想です。

エルメスのローファーにソックスを合わせて(※掲載アイテムは申真衣さん私物)
上からMANOLO BLAHNIK、repetto、adidas(※掲載アイテムはすべて申真衣さん私物)
上からMANOLO BLAHNIK、repetto、adidas(※掲載アイテムはすべて申真衣さん私物)

撮影/須藤敬一(人物)、清藤直樹(静物)

かっちりダークスーツの日は、白Tや足元で自分らしさを出します。ヒールやとんがりパンプスではなく、あえてローファーやバレエシューズ、スニーカーが活躍中。ジャケットほど堅くならずにきちんと見えるベストも便利。エルメスのロングネックレスで華やかさを。

 

申真衣さんが教えてくれたこと⑧ 決め顔だけじゃない。いろいろな表情を楽しむ

撮影/川﨑一貴〈MOUSTACHE〉

2023年4月号の『働くママの春のオシャレバイブル』では、ラーメンや回転寿司に駆け込むリアルなシチュエーションの撮影も。モデルページでも、撮影を重ねるごとに表現の幅を広げ、その企画に合わせたキャラになりきり、たくさんの表情を見せてくれました。美しいだけでなく、コミカルな動きや意外性のある表情も。たまに変顔をお願いすると、思い切った顔を見せてくれて、またファンを増やしていました。

撮影/三瓶康友

2024年1月号の『冬こそ気になるのは、ちょっとゆるめの色っぽママ』ではドキッとする鎖骨見せの服を着こなした姿もありました。

撮影/倉本侑磨〈Pygmy Company〉

2023年8月号の特集『言っとくけど、完璧なママなんていないからね!』では、貴重なあっかんベーショットも公開。

川﨑一貴〈MOUSTACHE〉

2023年11月号の『運動会&遠足に今年はデニムで参加表明』では、運動会でビデオ撮影や球拾いに奮闘する姿や、芋掘りで虫に遭遇してあたふたするママを熱演。

時代の最先端をゆくワーママとして、強く優しく読者にアドバイスしてきてくれた申真衣さん。論理的思考に裏打ちされた説得力ある彼女の言葉にハッとさせられることもしばしばでした。新しい考え方やフラットな思考でたくさんの気づきをくれた申真衣さんは、この春VERY NaVYのモデルとして新たなスタートを切ります。これからもきっと申真衣さんは私たちの指針であり続けるのでしょう。5年間ありがとうございました!!

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文/井上さや
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