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「珍しい背番号に深いこだわりを持つ」5名のサッカー選手たち

  • 2024.4.7
「珍しい背番号に深いこだわりを持つ」5名のサッカー選手たち
「珍しい背番号に深いこだわりを持つ」5名のサッカー選手たち

Text by 石井彰(編集部)

サッカー選手にとっては重要なものとなる「背番号」。かつてはポジションごとに割り当てられるものだったため、ぼんやりと「この数字といえばこの役割」というイメージが存在している。

しかし一方でそれから外れた番号にこだわって着用する選手も。今回はそんな「珍しい背番号にこだわりを持っている選手」を5名ピックアップした。

クリント・デンプシー

「珍しい背番号に深いこだわりを持つ」5名のサッカー選手たち
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「こだわり」の番号:2番

アメリカ代表で長く活躍したアタッカーのクリント・デンプシー。ウインガーやストライカー、トップ下で攻撃的なプレーをする選手だったが、彼が好んだのは「2」であった。

フラムではチーム事情によって23番と32番を着用しており、他にも8番をよく付けていたが、彼が選手として成長したファーマン大学で使っていたのが「2」であり、MLSで最初に使ったのも「2」だったために選んでいたものだとか。

アサモア・ギャン

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「こだわり」の番号:3番

ガーナ代表で109試合に出場して51ゴールを決めた伝説的なストライカー。点取り屋でありながら、そのキャリアの大半で「3」の背番号を使っていた。ワールドカップでは髪の毛に「3」のカラーを入れていたことも。

彼がそれを使っていた理由はいくつか説があったが、2022年にギャン自身が「キリスト教への信仰から」だと明かした。「もともとは先輩のバフォー・ギャンから譲ってもらったもの。意味は父なる神、子なる神、聖霊なる神の三位一体を表すもの」なのだとか。

デクラン・ライス

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「こだわり」の番号:41番

チェルシーのアカデミーから放出され、ウェストハムで選手としてブレイクしたデクラン・ライス。彼は現在所属しているアーセナルでも「41」を使用していることで有名だ。

これは彼を拾ってくれたウェストハムの用具係が最初に与えてくれたのが「41」だったからで、それに対する感謝を示しているものだという。なお、代表では41を付けられないため「4」を使っている。

トレント・アレクサンダー=アーノルド

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「こだわり」の番号:66番

リヴァプールでプレーしているアレクサンダー=アーノルドはすでに中心的な存在であるが、その背番号はいつも66番である。彼がそれをつけることになったのは偶然の出来事がきっかけだ。アカデミーから昇格した彼に、キットコーディネーターのリー・ラドクリフが割り当てたものだった。

ラドクリフはある哲学を持っていた。「すぐに成功すると思わせないために、若い選手には意図的に大きな番号を与えるようにしている」と。

フィル・フォーデン

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「こだわり」の番号:47番

マンチェスター・シティで台頭したフィル・フォーデン。イングランド・プレミアリーグで最もエキサイティングな選手のひとりになっても、彼の背中には「47」がたなびいている。

それを付けている理由は、47歳という若さで亡くなった祖父のロニー・フォーデンに敬意を払うためのものだという。息子の名前も「ロニー」である。

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