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「最近のママ、笑ってないよ」…え?離婚するか悩んでいた私。子どもの言葉にハッとして…

  • 2024.4.6

私には離婚の経験があります。離婚当時の私は子どもが2人いるものの、仕事をしていなかったため、友人に相談すると「離婚したほうがいい」と言う人もいる一方で、「無職で子ども2人を育てるなんて無謀だ」「離婚はやめておけ」と意見する人もいました。しかし最終的に、子どもからのひと言で踏ん切りがついたのです。

離婚をしたいと思ったきっかけ

私は離婚を経験しています。まだ幼い子どもが2人いましたが、夫がほとんど育児に参加してくれない、それなのに家にお金を入れてくれない、むしろ子どものお金に手を出そうとする始末で、夫に対していろいろと我慢できない部分があったのです。

いつからか、我慢して一緒にいるよりも違う道を歩んだほうがいいのでは?と思うようになりました。離婚を本気で考えるようになったのは、第2子の妊娠中、私が出産のため実家に帰省していたとき、夫が浮気をしたのがきっかけです。

それでも我慢したのは子どものため

夫の浮気が判明したあと、私は何事もなかったかのように過ごしていました。とはいえ、もちろん夫の浮気を許したわけではありません。

離婚を意識するようになった私は、離婚を経験した女友だちや、結婚して父親をしている男友だちなど、いろいろな友人に意見を求めました。友人からは口々に「あなたのパートナーは夫にも父親にも向いていない人だね」と言われましたが、それでも夫婦関係をしばらく続けたのは、子ども2人のためです。

親の都合で子どもの「父親」という存在を奪ってしまうのはどうかなと思ってしまったのと、私自身が仕事をしていなかったため、もしシングルマザーになったら、子ども2人をちゃんと育てられるのか不安があったのです。

まさかの子どもからの言葉

その不安と並行して夫への愛情はどんどん薄れ、次第に不信感が大きくなり、会話をするのも最低限になっていきました。そんな生活を送るうち、この先何十年も夫婦でい続ける意味があるのか、疑問を感じるようになりました。

そんなある日、子どもから「ママ、最近笑ってないよ。どうしたの?」と言われてしまったのです。その言葉を聞いた瞬間に私の中の何かが切れて、離婚をする決心がつきました。その後、夫と何度か話し合いをして離婚をすることになりました。

離婚が成立したあと、子ども2人との生活は決してラクではありませんでしたが、以前よりもたくさん笑って生活できるようになったと思います。今の生活を手に入れることができたのは子どものおかげです。離婚当時は不安もありましたが、笑って過ごせる未来を選択して本当によかったと感じています。

著者/さとうみく
イラスト/おみき

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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