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【マネー講座】 実際、老後にどのくらいの資金が必要? 将来の不安が軽くなるお金の知識

  • 2024.4.6

お金の不安を少しでも軽くして、毎日を幸せに過ごすにはどうすればいい……? 今の時代に知っておきたいお金の知識やお金との付き合い方を、ひろゆきさんにたずねました。

教えてくれたのは…ひろゆきさん

1976年生まれ。 元「2ちゃんねる」の管理人。YouTube動画配信、コメンテーターなど多方面で活躍中。『図解だからわかる お金の本 死ぬまでお金にこまらない!』(興陽館)など著書多数。

ライフプランを立て、自分に必要な老後資金の確認を

2019年に大きな話題となった「老後2000万円問題」。
これは「老後の30年間で、公的年金以外に2000万円が必要となる」という話ですが、必要な老後資金は世帯の人数や年齢、保有資産、年金の加入期間、いつまで働き続けるか……など個人の状況や、老後にどんな生活を送りたいかによって異なります。自分の家計の収支を把握した上で、将来もらえる年金額を「ねんきん定期便」などで調べ、おおよその必要な資金を確認しておくといいでしょう。

65歳以上の無職夫婦(年金収入あり)が 30年間「平均的な」生活をするのに必要な金額

年金収入+5~10万円※×30年=1,800~3,000万円の自己資金が必要(家賃がある場合はプラスする)
※2017年の「家計調査報告」に記載された「高齢夫婦無職世帯の家計収支」によると家計の収支が5万円程赤字になることから

不安がまったくなくなるほどお金を貯めるのは難しい!?

どれだけ貯めても、「お金に対する漠然とした不安」をなくすのはやはり難しいのが現実……。
「お金があっても、将来は何が起こるかはわからない。無理に不安を払拭しようとするより、自分にできる範囲で少しずつ資産を増やすことが大事です」(ひろゆきさん)

Advisor:Harumi Maruyama Illustration:Ayano Kinoshita text:Hanae Kudo
※写真・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください
リンネル2024年4月号より

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