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『子供は好きだけど、育てられる自信がない』『夫が家事に協力的じゃない』初代バチェロレッテ福田萌子の考え方が凄すぎる「自分自身がとても楽になる生き方」

  • 2024.4.10
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初代バチェロレッテ・福田萌子がみなさんのお悩みに答えます♡

婚活サバイバル番組『バチェロレッテ・ジャパン』で、初代バチェロレッテに選ばれた福田萌子さん。配信が始まると、恋愛に対するマインドや男性たちへの心遣いが「素敵すぎる」と一躍話題に!

どうしたら素敵な男性と出会えるの?
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世の女性たちの色とりどりな恋のお悩み、萌子さんが受け止めます♡

妊活することは決まっているのですが、なかなか前向きになれません

vol.86
 お悩み
自分のことで手一杯…子供は好きだけど、育てられる自信がありません
 
萌子さん、はじめまして。素敵な考え方にいつもハッとさせられています。
現在私は結婚をしていますが、まだ子供はいません。夫は絶対に子供が欲しいタイプです。私は子供が大好きでずっと欲しいと思っていましたが、結婚するにあたり考えたところ、育てられる自信がなくなりました。仕事と自分のことで手一杯です。

家事はタスクを洗い出して分担しており、夫は一般的に見たら家事に協力的だと思います。ただ後回しぐせがあり、個人的には不満に感じることが多いです。そのため子育ても心配だと伝えたところ「ちゃんと主体的に動く」と言ってくれ、家事も以前より早めにしてくれるようになりました。
それでもまだ私は笑顔で子育てできるのか不安です。少しでも夫が面倒がったら私は不満を抱いてしまうだろうし、それで夫婦仲も悪くなるのではないかという懸念も抱いています。妊娠中の悪阻や各種制限も女性だけなぜ負担が多いのかと、嫌な気持ちになってしまいます。

今年妊活することは決まっているのですが、なかなか前向きになれません。萌子さんは忙しい中でも出産や子育てを楽しんでいらっしゃるように拝見していますが、どのように考えていらっしゃるかなどアドバイスいただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。

感情や考えはその時の人生のフェーズによって変化するもの

とても素敵なお悩み相談を送ってくださり、ありがとうございます。命を宿し、生みだすことに誠実に向き合い、現実的かつ真摯に考えていらっしゃる相談者さんの文章は、普遍的で不確かな【感情】をテーマにした短編小説を読んでいるかのようでした。

子どもが大好きでずっと欲しいと思っていたのに、育てる自信がなくなったという事は、きっと子どもがいない今の状況に居心地の良さを感じているのかもしれませんね。

今回のお悩み:自分のことで手一杯…子供は好きだけど、育てられる自信がありません/初代バチェロレッテ・福田萌子の選ぶ女の頭のナカ

誰でも初めての事は不安だと思います。子どもは可愛くて幸せだという事は漠然とわかっていても、妊娠や出産、育児や子どもが生まれてからガラリと変わる環境への不安は少なからずあると思います。保育者となる人はもちろん、自分の身体で妊娠出産をする人は、今まで使ってきた身体や心にどんな影響があるのかも分からないのでより不安が大きいはずです。ひとくくりに『妊婦さん』といっても症状や心のゆらぎも人それぞれ。つまり前例のない事が始まるわけですよね。

だからこそなるべく安心感と自信がある状態で新しい子どもを迎え入れたいと思うのは、新しい命に対する責任感と愛情を感じます。

もしかしたら相談者さんが彼に抱く『後回しグセ』などの不満に感じる事の一つ一つは小さな事かもしれませんが、その小さな事が重なって、大きな不安要素になってしまったのではないでしょうか。きっと『小さな事』だらけなのかもしれませんが、不安要素は決定的な大きな出来事ではないことの方が多い気がします。その小さな事を見逃さない相談者さんは、一つ一つの物事に誠実に向き合い、自分の感情を読み解き、日々思考を深めていらっしゃる方なのだと感じました。

今回のお悩み:自分のことで手一杯…子供は好きだけど、育てられる自信がありません/初代バチェロレッテ・福田萌子の選ぶ女の頭のナカ

感情や考えはその時の人生のフェーズによって変化するものです。相談者さんが仕事と自分の事で手いっぱいと感じているなら、今はその感情をフォローしてみてもいいのかなぁと思います。

その上で妊活をされているということですので、あえてお話します。私は大人1人と子ども1人で暮らしているので相談者さんにアドバイスが出来る事があるかはわかりませんが、私の考え方や生活スタイルがをお話しする事で、何か新しい気付きがあれば嬉しいです。

まず、私が人と一緒に暮らす事やパートナーシップを持つ意味は【愛】があるからという理由だけです。

もともと親元を離れてからは1人で生きていたので、家事は100%自分。家事は嫌いではないですし『しなくちゃ』というよりも当たり前に『する事』なのでそこに”同居者”が増えてもする事は変わらないです。朝起きたらお掃除機をかけて家の空気の入れ替えをしてベットシーツをお洗濯する。使っている【家】を綺麗にすると心地がいいので気持ちのいい朝が迎えられます。

1人で生きていると、自分でしない限り何かが進んでいる事はないので、もしも『する事』を誰かがひとつでもしてくれたなら凄くラッキーな事ですよね。

だから誰かと一緒に暮らして、何かをしてもらおうという考えがあまりありませんでした。

自分1人で生活出来る者同士が一緒に暮らしているだけだという感覚で、一緒に暮らす理由は愛があるから。

とはいっても、今は愛する子どもとの二人暮らしなので、1人で生活出来る者同士ではなく、サポートが必要な存在との生活。なので、1人の時よりも家事の『する事』が増えています。でも、ベースの『する事』が当たり前にできている状態だったので新しい家事(離乳食作りやオムツの補充、子どもが遊んだテッシュを箱に戻す事などの片付け)も負担になるほどではありません。

要領をつかむまでには少し時間がかかりますが、習慣になってしまえば効率よく新しい家事もできるようになり、子どもとの時間を十分に楽しめます。

あなたの本当の気持ちを深掘りする方法は…

人それぞれ関係性は違うと思いますが、パートナーはお互い愛情と思いやりを持って高め合えたり、安心が得られる存在であるから一緒にいられるのかなと思っています。私の場合は感情が全て。

日常生活の『する事』はしても良いししなくても良い。ただ、相手のパーソナリティを尊重し、私が困った時には支えようと想ってくれる気持ちがあれば嬉しいなと思っています。

何が言いたいかというと、いい意味で相手に期待をせず、想いを持って何かをしてくれたら感謝するだけで自分自身がとても楽になるように思います。

一緒に生活をしている子どもに、お掃除をして欲しい、洗い物をして欲しい、お洗濯をして欲しい、などとは思いませんよね。床拭きを真似て手伝ってくれたら「有難う!嬉しい!」と思い、洗い物をしている間に遊んで待っててくれたら「待っててくれて有難う」。抱っこしてと言ったら「抱っこさせてくれて有難う」…。

一緒にいて、そこに存在してくれているだけで幸せをもたらしてくれ、安らぎをくれる子どもは【高め合える】存在でもあります。

相談者さんはきっと、無意識に期待をしてしまっているのではないでしょうか?

誰かが何かをしてくれたら、もしくはしてくれなかったら、と相手に委ねるのではなく、相手がいても居なくても自分がする・したい、で考えてみると、相談者さん自身の本当の気持ちを深掘りする事ができるかもしれませんね。

まずは身の回りのことを自分1人で行えるように整えて、それからあなたがどうしたいか。

素敵な決断を!

 
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