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幻といわれる"秩父借金なし大豆"の自家焙煎きなこがたっぷり。埼玉・川越『小江戸まめ屋』の「お多福豆 きなこまめ」。

  • 2024.4.5

あんこときなこをこよなく愛する3人の目利きが選んだ、お取り寄せしてでも食べたくなるご当地おやつ。毎日ひとつずつ、合計66点の名品の数々を紹介します。

幻といわれる"秩父借金なし大豆"の自家焙煎きなこがたっぷり。

完熟そら豆を職人の手で10日間かけて煮込み、じっくり蜜を染み込ませた甘納豆に、今や希少な秩父在来種の「秩父借金なし大豆」を使い、自家焙煎したきなこを纏わせた川越名物。「きなこは単なる添え物ではなく、そら豆と互角の存在。ホクホクの豆ときなこの香ばしさ&旨味が相まって、食べる手が止まらなくなります。素朴ながらあとを引くおいしさ。我が家も幼い姪っ子を含め家族全員が大好きです」(梅田)。賞味期限は常温保存で30日。180g¥690。注文は電話、オンラインショップから。川越本店/埼玉県川越市仲町5‒13 049‒227‒8680 10:00~16:00 不定休

あんこときなこをこよなく愛する、目利き3名。

梅田なお実 Naomi Umeda 和菓子ライフプロデューサー・デザイナー

「毎日が和菓子日和」主宰。幼い頃、母のおはぎに魅せられて以来の筋金入りのあんこ好き。47都道府県のローカル和菓子を訪ね、その魅力を発信するイラストコラム執筆、和菓子と人をつなぐイベントプロデュースなどを行う。

高 由貴子 Yukiko Ko 和菓子ジャーナリスト

スタイリスト、編集者を経たのち、和菓子好きが高じてあんころりん名義で開設したブログが人気となり、『東京いとしの和菓子─あんころりんのおやつめぐり』(ソニー・マガジンズ)発売。至高のおやつは杵つきのつぶ餡豆大福。

畑 主税 Chikara Hata 『髙島屋』和菓子バイヤー

『髙島屋』全店の和菓子売り場を担当し、47都道府県の和菓子店に精通する敏腕バイヤー。名店の若旦那たちが集う恒例イベント「旅する和菓子」が『新宿髙島屋』で2024年2月15日(木)~19日(月)に開催された。きなこ愛も深し。

illustration : Tomoko Kuboi text : Yoko Fujimori (part of Hata), Yuko Saito (part of Ko), Mutsumi Hidaka (part of Umeda)
※掲載価格はすべて商品価格です。送料は原則的に別途必要になります。

 

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