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「愛し方がわからない」ネグレクトで育った母の悲しい本音|僕とママの3mの距離

  • 2024.4.5
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この作品は、もっち・女たちの体験談・漫画(@mocchi_kakei)さんのフォロワーさんの母と息子の親子関係の悩みを描いた実体験です。母の遺品整理で見つけた育児日記には、子育ての葛藤が記されていました。太郎は母の深い愛情に触れて、大人になるまでついてきた母を心から嫌いになれなかった理由に気づきました。それと同時に、母を早く病院に連れて行かなかった父への怒りも込み上げてきました。『僕とママの3mの距離』第39話をごらんください。

太郎の母は、ずっと「おじいちゃんやおばあちゃんのような良い親」になろうと葛藤しながら、必死に子育てをしてきました。太郎にずっとついてきたり、学校に行って暴れたりしたのは、母なりの愛情表現だったのでしょう。母の死後、彼はやっと自分が本当に愛されていたことに気づきました。

適切な親子の距離感とは?

親子の距離感について描く本作『僕とママの3mの距離』に登場する母は、息子・太郎にいつでもついて歩く母親でした。そのことで、中高生の時は同級生にからからかわれたり、部活動をやむなく退部したりしたことも。そしてなんと、太郎が社会人になってからも、母は毎日後ろを付いて歩きます。

ある日、たまたま再会した小学生時代の担任にアドバイスされ、太郎は母を精神科に通わせることを決意。しかし、母はかたくなに病院にいくことを拒否。その後、太郎は母自身の幼少期の経験が、自分との異常な距離感に関係していることを知るのした。

親が子どもを心配するのは当然の感情です。しかし、愛情ゆえの行動が子どもに窮屈さを感じさせたり、自立を妨げたりしていないかは気にかけておきたいですね。子どもの成長に合わせた距離感を保ちつつ、親の関わり方を変えていくことが大切だと感じさせられるお話です。

著者:kotti_0901

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