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「もふもふプッシュ」にご注意を!ペットが原因で火災発生、起こる理由と対策法とは?

  • 2024.4.5

かわいい“もふもふ”が大惨事につながる?

「もふもふプッシュ」とは何か?
「もふもふプッシュ」とは何か?

かわいいペットの思わぬ行動で、あわや大惨事に――?独立行政法人の製品評価技術基盤機構(NITE、ナイト)がそんな注意喚起を行っています。名付けて「もふもふプッシュ」。ネーミングのかわいさと裏腹に起こりうる事態の危険性に、SNSでは「名前かわいいのに発生する事態がエグい」などの声が上がっています。

コロナ禍で在宅時間が増えたことなどに伴い、ペットを家で飼う人が増えています。ペットフード協会の調べでは、2023年の飼育頭数は、犬が約684万頭、猫が約906万頭。同年新たに飼われ始めた頭数は、それぞれ約39万7000頭と約36万9000頭。また、そのうち90%以上が室内飼育されています。

一方、NITEに2013~2022年度の10》年間で通知された製品事故情報では、ペットによる事故は61件、そのうち9割近くに当たる54件が火災に至っているといいます。

人間が外出中、家で留守番をしている犬や猫がコンロの操作ボタンやスイッチを誤って押したことによる事故が多いほか、ペットは電気製品に排尿したり、電源コードにかみ付いたりしたことによる事故も発生しているとのことです。

NITEは、留守の時などペットから目を離す際は

・ガスの元栓を閉める・ロック機能を使用する・ペットをケージに入れる

など、二重三重の対策をすることが大切と強調。また、日頃からかみ付ききや排尿場所などペットの行動習性を把握した上で、

・電気製品を使用しないときはプラグを抜く・ペットが好む排尿場所付近に電気製品を置かない

などの対策が事故防止に有効だとしています。

SNS騒然「うちも注意しなくては」

こうした注意喚起に対してX(旧ツイッター)では、

「もふもふプッシュ……名前はかわいいけどうちも注意しなくては」「名前のかわいさと起こる事態のコントラストがエグさ」「押すと点火するタイプのコンロは危ないよね」「ペットがいるならIHコンロが無難かな」「こんなかわいいネーミングで注意喚起になるのだろうか……」

など、さまざまな反応が上がっています。

NITEは「対策によって少しでも事故のリスクを減らし、ご自身やご家族、大切なペットの命を守りましょう」と呼び掛けています。

(LASISA編集部)

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