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頑張れば頑張るほど節約は失敗するー楽しく貯蓄できる「ノーマネーデー」とは?ー

  • 2024.4.5
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節約できない人の特徴のひとつに「頑張りすぎ」があります。

「節約しようと思ってたのに、もうコンビニにでラテを買ってしまった…やっぱり自分には節約なんて無理」

そんな風にちょっと買い物しただけで「自分はダメだ」とあきらめてしまうからです。

「節約なんて無理」「節約がきつい」と感じる人はまず、「ノーマネーデー」を実践しましょう。

今回は、元銀行員の筆者が「ノーマネーデー」の実践法についてわかりやすく解説します。

■ノーマネーデーのやり方

ノーマネーデーとは文字通り「お金を使わない日」を作ることです。

現金はもちろん、クレジットカードやQRコード決済、電子マネーもNGと考えてください。ただし、家賃や水道光熱費、通信費といった固定費はOKなので安心してくださいね。

平日であればランチはお弁当で済ませる、休日なら電車を使わず散歩する、といった風に、とにかくお金を使わないで過ごす工夫をします。

■ノーマネーデーのメリット

ノーマネーデーを作ることによるメリットについて解説します。

●メリット1:時間と節約のお金になる

ノーマネーデーを作れば、少なくともその日は買い物をしないことになります。お金を使わないのですから、節約効果は抜群です。

スーパーやコンビニ、ドラッグストアに行く必要がないため、時間も節約できます。何を買おうか考えあぐねるオンラインショッピングの時間も必要ありません。

浮いた時間とお金を、「本を読む」「残り物でごちそうを作る」など、自分や家族が楽しめることに回しましょう。

●メリット2:食品ロスが減る

ノーマネーデーを取り入れれば、まとめ買いした食材をどうやって使い切るかを考えるようになります。使い切るためには、大まかにメニューを決めたうえで買い物をすると良いでしょう。食品ロスも減らせるノーマネーデーは、地球環境のためにも役立ちます。

●メリット3:お金を使わず楽しめることを見つけられる

お金を使わなくても楽しむ方法はたくさんあります。

ー興味のあった本を図書館で借りてきたり、「次のお休みにいってみたいカフェ探し」など、テーマを決めて家の近所を散歩してみたりー

自分なりに工夫すればお金を使わない楽しみ方を見つけられるはずです。

■節約疲れしないことが節約のコツ

節約を成功させる最大のコツは「節約疲れしないこと」です。

「ノーマネーデーを2回頑張ったら、1回好きなことにお金を使う」など、少し力を抜いて、節約できた自分をほめてあげましょう。

文・荒井美亜(金融ライター/ファイナンシャル・プランナー)
立教大学大学院経済学研究科を修了(会計学修士)。税理士事務所、一般企業等の経理を経験して現在は金融マネー系ライターとして活動中。日本FP協会の消費者向けイベントにも講師として登壇経験あり。

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