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AIとの共存を決意。恐怖に打ち勝つためにまずは知ることから始める

  • 2024.4.5
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AIと聞くと、正直苦手意識がある。

Chat GPTといったオープンAIは、使いこなせておらず、家にバーチャルアシスタントを導入しているわけでもない。
世間一般的には、私は若い部類に入るが、若いのにAIに明るくないことがバレてしまうことを恐れている。

だからといって、積極的に AI のことを勉強していない。良くないことであると分かっているが、自分の周りの誰がAI に詳しいのかすら把握できていない。
やはりAIを使いこなせる人が、今後も重宝される人材にはなると思う。

◎ ◎

意識していないところでAIの恩恵にあやかっていることは知っている。
翻訳や、お店でのバーチャルアシスタント、ネット検索機能が、私が興味があり、知りたそうな記事を出してくれることもAIが機能している。

テレビのニュースが、 AI によって読み上げられていることには衝撃を受けた。
AI活用の場としては、確かに有効に見えた。場合によっては、同じニュースを何度も同じアナウンサーが読み上げたり、いくつもの放送局で読み上げたりするのだ。
それでも生放送のニュース番組で、アナウンサーがニュースを読む録画映像が流れることはなかった。

AI を使うことは革新的だなと思うと同時に、ルーティン業務もこなす私の仕事は、いつAIにとって変わられるかと不安になった。

◎ ◎

AI に任せるとミスはないし、疲れもしない。同じクオリティーを出し続けることができるのであれば、誰だってAIの力を借りたいと思うはずだ。
学習さえすれば、業務を淡々とこなし、「それって私の仕事ですか? 」であったり「頭が痛いので休みます」と言ってくることはない。

私の会社内でもAIを活用する動きが出てきているのは間違いない。
まずはルーティン業務をAI任せ始めている。しかし現段階では、ルーティン業務であっても、 全てをAIに任せきれていないようだ。やはりAIの得意、不得意を知り、メリット、デメリットの検証が導入前に必要らしい。

この流れを見ていると、人間にしかできない仕事が残るとは思う。
気になって調べてみると、臨機応変に対応しなければならない仕事をAIが担うのは難しいのだという。

◎ ◎

AI にできる仕事は AI に任せて、より付加価値の高い複雑性を伴う仕事に集中するためにAIを活用するのであれば良いのだが、その付加価値の高い仕事だと思ってるものも 実は AI が得意とする分野で仕事を取り上げられてしまう可能性もある。

やはり私が AI の活用しきれていない理由は、AI の台頭が怖いからかもしれない。
AI を使えば、仕事や暮らしが確実に便利になることは分かっているが、使いこなせないどころか逆に乗っ取られる恐怖もある。
恐怖に打ち勝つためには、やはりAI を知ることから始めなければいけない。
今回そのように決意するきっかけになった。

AI に全て任せてしまうのではなく、上手に共存できるようになるための道を見つけたい。

■高山葵衣のプロフィール
在宅勤務メインのアラサーOL。 お家時間と心を充実させるべく、ていねいな暮らしを目指している。 好きなものは北欧雑貨とからあげ。

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