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横浜デートを満喫するならここ!夜景ディナーを楽しめるレストラン4選

  • 2024.4.5

海と都市の競演で魅せる港町・横浜の夜景。

煌めく光が広い空を彩り、水面を輝かせ、見たふたりに非日常のひとときを与えてくれる。

その絶景は、記念日ディナーやプロポーズなど、忘れられない夜を演出すること間違いなし。

そんな横浜の“圧倒的な夜景”が望める、大切なデートで訪れたいレストラン4軒がこちら!

1.劇場がごとくカウンターに広がる、みなとみらいのパノラマ感たるや 『iliescape』

桜木町『iliescape』の内観
ふたりが横並びで夜景を楽しめるカウンター席を多く用意。壁側に大きな鏡があるので、窓を背にするテーブル席でも夜景が見える
スクリーンに映るような絶景が、大人たちの心に火を灯す


眼下に汽車道が真っ直ぐ伸び、大観覧車や東京湾を一望する入江に立つビル。

そこでの出店を誘われていたのは、山形のイタリアン『アル・ケッチァーノ』で革新を起こした奥田政行シェフだ。

7階の最も眺めのよいスペースに目を奪われた奥田さんが、「ここだったら出店します」と冗談で言うと実現し、コロナ禍の2021年秋に開業した『iliescape』。

当時、活躍の場を奪われていた音楽家のためのステージが写真の左側に出現するよう設計。段差のある劇場型にした結果、どの席からも夜景が見える店に。

山形に名店を持つ奥田シェフの腕が光る
桜木町『iliescape』の奥田政行シェフ
山形を拠点とする奥田政行シェフ(左)


野菜も魚も庄内から仕入れ、それらを使って始めたのが「海藻のフルコース」だ。

桜木町『iliescape』のヒラメのカルパッチョ
ヒラメのカルパッチョに合わせた海藻はコリコリした食感のユミガタオゴノリ


漁獲が海の環境保全に繋がる海藻は、スーパーフードであり料理に旨みも与えてくれる。

ヒラメのカルパッチョにのせれば食感のアクセントとなり、北欧料理のようなモダンさもおびる。

桜木町『iliescape』の白子のリゾット
赤布海苔やめかぶを混ぜた白子のリゾット。海藻によりとろみがつき、白子をより滑らかに感じられる。いずれも海藻コース(8,800円)より


実は最先端な食材である海藻をコースで味わいながら夜景も堪能するディナーは、デートのフックとして斬新で舌も喜ぶはずだ。

【Night view Map】 ワイドで迫力ある絶景はアイレベルだからこそ
桜木町『iliescape』のナイトビューマップ
東京カレンダー


桜木町駅前のビルに入り、よこはまコスモワールドや横浜ハンマーヘッド方面を向く。

ロープウェー乗り場が見え、光が流れる様子も情緒あり。

■店舗概要
店名:iliescape
住所:横浜市中区桜木町1-1-7 コレットマーレ 7F
TEL:045-211-5515
営業時間:ランチ 11:30~(L.O.14:00)
ディナー 17:30~(L.O.20:00)
定休日:火曜
席数:テーブル38席

2.一歩踏み入れれば天空のリゾート。横浜の全貌を優雅に眺める大人感 『Oriental Beach』

新高島『Oriental Beach』の内観
エントランスを抜けて正面に見えるのは「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」。その左は海ゆえ抜け感が抜群
ゆったり夜景を眺めれば、時と場所を忘れる逃避行のような一夜に


海外のリゾートホテルのラウンジをイメージして造られた『オリエンタルビーチ みなとみらい』。

そのテーマの通り、内装に感じるのは異国情緒だ。

現地の置物が異国情緒たっぷり
新高島『Oriental Beach』の24体の象の置物たち
オリエンタルな雰囲気に欠かせない、24体の象の置物たち。ひとつひとつ表情やポーズが異なっていて愛らしく非日常な夜景と相まって、気分を盛り上げてくれる


奥の壁には24体のさまざまな象の置物が並び、また別の壁には仏像などが並ぶ。

そういった装飾はすべてタイで買いつけたものとか。

新高島『Oriental Beach』の内観
大観覧車に向かい真っ直ぐ続くのが国際大通り。その右側がみなとみらいのビル群。高さのある窓なので夜景がダイナミックに映る


そんな風にエキゾチックさが漂いながら、窓の外には横浜の象徴となる大観覧車や高層ホテルが煌めき、内外のコントラストが面白い。

多忙な日常を忘れさせるリゾートのごとく、居心地の良いテーブルを配したことが、夜景をゆったり楽しめる時間に繋がり相乗効果もある。

ディナーコースはフレンチをベースにアジアの要素も効かせる。

新高島『Oriental Beach』のセビーチェ
キャビアものったセビーチェには、真鯛、アオリイカなど旬の魚介5種が入る。醤油のジュレとサフランソースの風味が好相性


5種の魚介が入ったセビーチェの決め手となるのは醤油のジュレ。

新高島『Oriental Beach』のA5黒毛和牛のロースト
スチームコンベクションでじっくり休ませながら焼いたA5黒毛和牛のロースト。ともに10,000円のコースより


その後は、トリュフ香るコンソメスープやA5黒毛和牛など、贅沢な食材が夜景デートを盛り上げる。

新高島『Oriental Beach』の「マム グラン コルドン」
誕生日や記念日での利用も多いため、シャンパンのボトルが開けられることも多いとか。「マム グラン コルドン」ボトル 14,200円


窓一枚ごとの灯りも、駆け抜ける車一台ごとのテールランプもドラマチックに煌めく。

ここはリゾートの役割を担うように、非日常を約束してくれる。

【Night view Map】 みなとみらいの最北端から街を一望する
新高島『Oriental Beach』のナイトビューマップ
東京カレンダー


手前は臨港パークや低層ビルなので、何にも視界が遮られない。

国際大通りがほぼ垂直に走っているため車の流れも綺麗に見える。

■店舗概要
店名:Oriental Beach
住所:横浜市西区みなとみらい6-3-4 プライムコーストみなとみらい 19F
TEL:045-232-4401
営業時間:ランチ 11:30~(L.O.14:30)
ディナー 17:00~(L.O.21:00)
定休日:月曜
席数:テーブル114席

3.これぞ横浜夜景!光の洪水と美しき皿に心躍らぬわけがない 『横浜モノリス』

桜木町『横浜モノリス』の内観
目の前が穏やかな運河のため反射が美しい。結婚式場でもあるので、ここでプロポーズした人が同じ場所で式を行うことも多いとか
数えきれないプロポーズの理由は、窓の外を見れば腑に落ちる


ディナーのデート率はなんと9割。それもプロポーズがあちこちで行われる日もあるというから、『横浜モノリス』は恋愛のパワースポットみたいな場所とも言える。

目の前の夜景を見れば納得だ。大観覧車と、幸福感あふれる金色の建物が煌めき、水面に反射する光までもが美しい。

観覧車の中には夜景とお喋りを楽しむカップルがいるはずで、後者は結婚式場。

見える灯りそれぞれが幸せの粒のようで、見惚れるうちに満たされた心地になっていく。実は花火の特等席でもあり、花火大会の日程も要チェックだ。

そんな環境でいただけるのは、クラシックなフレンチのコース。

桜木町『横浜モノリス』の「牛フィレのロースト 赤ワインソース」
きのこのフリカッセを添えた「牛フィレのロースト 赤ワインソース」


白ワイン風味のクリームソースで仕上げる旬魚や牛フィレ肉の赤ワインソースなど、王道がいま新鮮だ。

桜木町『横浜モノリス』の「マグロのタルタル」
東京カレンダー


薄切りのズッキーニで巻いた「マグロのタルタル」はバルサミコベースのソースとハーブオイルでいただく。

デザートのプレゼンも盛り上がる!
桜木町『横浜モノリス』のクレープシュゼット
ブランデーやオレンジで仕上げる王道のクレープシュゼット。すべて5,500円のコースから


最後に目の前で作られるクレープシュゼットの炎と香りを感じれば、幸福感があふれる。

この景色を前にプロポーズをしようと決意する男性がいるのも、納得だ。今夜もここで、男女が生涯忘れられない瞬間を迎えているはずだ。

桜木町『横浜モノリス』の内観
東京カレンダー


店がある17階に向かう地上のエントランスを抜けて、エスカレーターから2階に上がるとエレベーターが見える。

店の入口にはホテルのラウンジを想わせるムードが流れる。

【Night view Map】 眼前に迫りくるような観覧車の迫力に圧倒される
桜木町『横浜モノリス』のナイトビューマップ
東京カレンダー


桜木町駅前のビルに入ると、手前は公園や運河なので見晴らしがよい。

目の前に大観覧車、その右奥には横浜ベイブリッジが見える。

■店舗概要
店名:横浜モノリス
住所:横浜市中区桜木町1-1-7 ヒューリックみなとみらい 17F
TEL:045-663-1788
営業時間:ランチ 11:30~(L.O.14:30)
ディナー営業日はHPに掲載
定休日:水曜
席数:テーブル50席

4.成熟したフレンチに似合うのは、港の灯りがゆめらく大人な夜景 『ミクニ ヨコハマ』

横浜『ミクニ ヨコハマ』の内観
白いクロスが敷かれたオーセンティックな店内。各予約時間に合わせテーブル配置を調整し、隣客とスタートがずれるよう配慮している
横浜らしさ全開の絶景が駅近の29階で待っている


横浜駅から徒歩5分のスカイビル29階に『ミクニ ヨコハマ』は居をかまえる。

始まりはビルの運営会社が「一番いいスペースを用意したので、ぜひ出店していただきたい」と三國清三氏へ熱いオファーを送ったこと。抜群の眺望を誇るはずだ。

横浜『ミクニ ヨコハマ』の入って左側の窓際から見る夜景
入って左側の窓際から見る夜景。29階という高さなので手前のビルをも見下ろし、奥には横浜ベイブリッジも浮かぶ。窓際でない席からの少し引いた眺めもよく、違いも楽しい


東京湾を見渡す抜け感がありながら、いまは手前に「Kアリーナ横浜」など、みなとみらいの新夜景も輝く。

春以降はディナーの時間帯が日没と重なり、七色に移り変わる空を眺めたあと、街の灯りが浮かびあがる。

その情感を彩るのは、名前の期待を裏切らない料理とワインだ。

正統派フレンチならではの空気を堪能
横浜『ミクニ ヨコハマ』の調理風景
オープンキッチンなので調理のライブ感も楽しめる


シェフの瀬戸貴士さんは、5年のフランス修業を経てミクニグループに入り13年。

横浜『ミクニ ヨコハマ』の「ブリ大根~ブリのフリットとミキュイ」
蜂蜜とシェリービネガーでマリネした大根がブリをひきたてる「ブリ大根~ブリのフリットとミキュイ」


ブリを炙りとフリットにして大根と合わせ、わさびやシェリーのソースを添え“ブリ大根”にするなど、クラシックを地盤に個性を発揮する。

横浜『ミクニ ヨコハマ』の「和牛サーロインのロースト」
東京カレンダー


菊芋のピューレやぬかごのローストなど冬の野菜と味わう「和牛サーロインのロースト」。

ともに11,000円のコースより。

横浜『ミクニ ヨコハマ』の「シャトー・ドゥ・ラ・シャリエール」のピノ・ノワール
「シャトー・ドゥ・ラ・シャリエール」のピノ・ノワール等、手頃かつ良質なブルゴーニュワインもそろう。グラス 2,000円~


樽買いのハウスワインから目利きのブルゴーニュまでワインも間違いない。

食べ慣れた相手をフレンチ名目で誘い、夜景で驚かせ、舌鼓を打ち「流石」と美食に戻る、理想の流れが叶う名店だ。

【Night view Map】 高層階のパノラミックかつ遠くまで広がる夜景は必見
横浜『ミクニ ヨコハマ』のナイトビューマップ
東京カレンダー


2方向に窓があり、入って左側の窓は「Kアリーナ横浜」に向かい、背後に東京湾が広がる。

正面側の窓はみなとみらいのビル群に向かう。

■店舗概要
店名:ミクニ ヨコハマ
住所:横浜市西区高島2-19-12 スカイビル 29F
TEL:045-442-0430
営業時間:ランチ 11:30~(L.O.13:00)
ディナー 17:30~(L.O.20:00)
定休日:無休
席数:テーブル50席

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