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自宅で安らかに眠った母。育児日記に記された「親としての悩み」|僕とママの3mの距離

  • 2024.4.4
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この作品は、もっち・女たちの体験談・漫画(@mocchi_kakei)さんのフォロワーさんの母と息子の親子関係の悩みを描いた実体験です。病院で診察を受けた母は、病状がかなり進んでいました。すぐにでも治療をはじめたかったのですが、母は治療を拒否し帰宅します。その後、自宅で安らかに眠りにつきました。母の死後、太郎が遺品整理をしていると育児日記を見つけます。そこには、太郎が生まれたときから社会人になるまでの子育ての葛藤が記されていました。『僕とママの3mの距離』第38話をごらんください。

太郎たちは、すぐにでも治療を始めてほしかったのですが、母は最後まで入院を拒否しました。自宅で母を看取った太郎は、その後母の日記を見つけます。そこには、子育てに葛藤しながらも愛情を持って太郎を育てていた母の姿がありました。

適切な親子の距離感とは?

親子の距離感について描く本作『僕とママの3mの距離』に登場する母は、息子・太郎にいつでもついて歩く母親でした。そのことで、中高生の時は同級生にからからかわれたり、部活動をやむなく退部したりしたことも。そしてなんと、太郎が社会人になってからも、母は毎日後ろを付いて歩きます。

ある日、たまたま再会した小学生時代の担任にアドバイスされ、太郎は母を精神科に通わせることを決意。しかし、母はかたくなに病院にいくことを拒否。その後、太郎は母自身の幼少期の経験が、自分との異常な距離感に関係していることを知るのした。

親が子どもを心配するのは当然の感情です。しかし、愛情ゆえの行動が子どもに窮屈さを感じさせたり、自立を妨げたりしていないかは気にかけておきたいですね。子どもの成長に合わせた距離感を保ちつつ、親の関わり方を変えていくことが大切だと感じさせられるお話です。

著者:kotti_0901

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