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昭和の懐メロに、息子「『ダイヤル回す手を止めた』って、何?」思わぬ発言に → 母「スマホ世代、恐るべし」

  • 2024.4.4

10年ひと昔とはよく言ったもので、子どもの世代とはかなりのジェネレーションギャップを感じることがあります。自分たちの世代で流行ったヒットソングも、子ども世代では理解できないこともあるようで……。これは筆者が体験した息子とのジェネレーションギャップを感じたエピソードです。

画像: 昭和の懐メロに、息子「『ダイヤル回す手を止めた』って、何?」思わぬ発言に → 母「スマホ世代、恐るべし」

スマホ世代

私の息子は中学生からスマホを使っています。
今のご時世、スマホは持っていて当たり前。
学校の連絡もスマホのアプリを利用するほど、必要不可欠なものです。

一方、私はといえば懐かしのポケベル世代。
携帯電話がとても高価で、普通の人は持てなかった時代を知っています。
スマホがあって当たり前の息子とは、以前からジェネレーションギャップを感じることが多くありました。

ヒットソング

ある日、昔ヒットした曲のリバイバルを息子の好きな歌手が歌っているとのことで、「お母さん、この歌知ってる?」とスマホを持ってきました。

その歌は私の大好きだったアーティスト・Tのヒット曲。
「知ってるよ! ママが若い頃すごい流行った歌だよ!」というと、息子は難しい顔をしてこう言ったのです。

「ダイヤル回す手を止めたってどういう意味?」

ジェネレーションギャップ

スマホ世代の息子は、当然、公衆電話やダイヤル式の電話などの利用経験がありません。
よくよく話をすると、電話ボックスも見たことはあるけれど、使ったことはないと言うのです。

確かに、スマホがあればどこからでも電話ができます。
息子が産まれた時代は、家の電話もプッシュ式……テレホンカードや硬貨で公衆電話を使う経験がなければ、『電話ボックス』『ダイヤルを回す』という意味がよくわからなかったのも無理はありません。
私は思わず笑ってしまいました。

歌詞の意味

私たちの世代は、テレビやラジオで音楽番組が盛んに放送されていました。
テレビの歌番組では、必ず字幕で歌詞が流れていたので、歌詞とメロディーはセットで考えていたものです。
歌詞を見ながら共感したり、感心したりすることが楽しかったのですが、そこもジェネレーションギャップなのか、息子は耳で聞いたメロディーが先で、歌詞の意味を後になって考えていたのです。

昔の歌

息子は「この曲好きなんだ。最近ハマってるんだよ!」と言っていましたが、歌詞の意味があまりわからないんじゃないかと不思議な感覚になりました。

最近はカバーで昔の歌が流行っていますが、歌詞よりもメロディーが優先されるのでしょうか……その後も息子は昔の歌を「知ってる?」と聞いてきますが、昔ながらの歌詞を理解しているとは思えません(笑)
でも親子で時代を超えて同じ曲を聴けるのは、少し嬉しいですね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K

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