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SNSで接触してきたのは、彼氏の元カノでした… 20代女性が恐怖した「元カノの陰湿な嫌がらせ」【前編】

  • 2024.4.3

交際が始まったあと、相手の元恋人のことが気になることもあるかもしれません。まだ繋がりがあるのでは…と疑って、ときには不安になることもあるでしょう。麻未さん(仮名・28歳)もあることがキッカケで、彼氏の元カノと関わりを持つことになったそう。今回は、恐怖を味わったという当時の状況を聞きました。

SNSに届いた、とあるDM

「私には、たまに飲みに行く馴染みの居酒屋さんがありました。そこには、のちに付き合うことになる宏也(仮名)も通っていて、たまに顔を合わせていたんです。あるとき、ちゃんと会話する機会があり、お互いに恋人が半年ほどいないことが判明。“そろそろ欲しいね”なんて話をして距離が縮まり、交際に至りました。
宏也と付き合い始めて半年ほど経ったころ。当時、私はSNSを熱心に更新していました。趣味が料理なので、作ったものを写真に撮ってアップしていると、“レシピを教えていただけませんか?”と、ある人物からDMが届いたんです。」

DMの送り主と直接会うことに

私の料理に興味を持ってもらえて嬉しかったので、レシピを送りました。相手は、エミさん(仮名)という方。挨拶が丁寧で、いい印象を受けました。“友だちになりたいです”と送られてきて、年齢も近いような感じもしたので、“ぜひ!”と返事をしました。
それから何度かやり取りをするうちに、猫の話題に。お互いに猫好きということもあり、“一緒に猫カフェに行きませんか?”と誘いを受けました。そこで、初めてエミさんと会うことになったんです」

「俺の元カノだよ」と言われて

「エミさんは、私のひとつ年上でした。長い黒髪で、落ち着いている印象。お互いに実家で猫を飼っているということで、話も合いました。猫カフェのあとに食事をした際、男性関係の話にもなり、エミさんは“1年ぐらい彼氏がいない”と話していました。
その翌日、宏也と会ったので、前日の猫カフェの話をして写真を見せたんです。一緒に写っているエミさんの姿を見た途端、宏也が表情を曇らせました。
みるみる表情が険しくなり、“これ誰?”と聞いてきたので“SNSでつながったエミさんていう人”と答えると、“俺の元カノだよ”と言うので驚きました」

SNSのコメント欄を荒らされ…

「宏也によると、エミさんはかなり束縛がキツいタイプだったそう。別れる際も、勝手に家や会社を訪ねてきたりと、かなり大変だったと。“警察を呼ぶぞ”と言ったところ、ようやく離れていってくれたとのことでした。
そんな話を聞けば、エミさんが私に近づいたのは、なにか思惑があるとしか思えません。宏也からも、“無視したほうがいい”と言われ、LINEが来ても返信しなかったんです。すると、SNSのほうに変なコメントがつくようになりました。アップした料理写真について、“色合いが悪い”“健康を考えていない”と悪口を書き込まれて…。
誰かは分かりませんが、もしかしたらエミさんが別アカウントを使って書き込んでいるのではないかと思いました。怖くなってエミさんのLINEに返信をしたところ、その嫌がらせのようなコメントが来なくなったんです。そのとき、ヤバい人とつながってしまったかもしれないと後悔しましたね」

“彼氏の元カノに嫌がらせを受けた女性の告白”をご紹介しました。
元カノはSNSをたどって、彼女の存在を知ったのでしょうか。執念深さを感じます。SNSは便利なツールですが、危険を伴うものとの認識が必要な事例です。
©siro46/Adobe Stock ©kapinon/Adobe Stock

文・塚田牧夫

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