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地元野菜たっぷりの限定ランチに舌鼓♪金沢の一軒家カフェレストラン「樫」

  • 2016.2.16
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金沢と富山の県境にある「樫(かし)」は、一品一品丁寧に作られたランチや、工夫を凝らしたスイーツが人気のカフェレストラン。野菜がおいしく食べられると評判で、石川県からも富山県からも多くのファンが訪れるお店です。

山々に映える、黄色い建物と大きな看板が目印

水芭蕉の群生地があることで有名な金沢市東原町。4月の上旬から中旬にかけて咲く純白の水芭蕉を見に、多くの人が訪れます。

国道304号沿いにあるお店は、黄色い建物と大きな看板が目印です。

大きな窓から木が見える、明るく心地のよい店内

店内は、窓越しに庭の木が見える、明るく心地のよい空間。寒い季節には、薪ストーブが暖かく迎えてくれます。

キレイに磨かれた一枚板のカウンター席と、ゆったり過ごせるテーブル席があり、グループでもOKの4~6名ほど入れる個室も用意されています。

お店のご主人は、フレンチレストランや和風ダイニングで修行を積んだ、地元出身の女性シェフ。隠し味に醤油や出汁を効かせた“お米に合う料理”を得意としています。

低温加熱で、野菜の甘さをぎゅっと凝縮したメニュー

この日いただいたのは、女性に人気の高い「野菜メインのヘルシーランチ」(1100円、1日限定10食、季節によって内容に変更あり)。

地元で採れた季節の野菜と、カロリーの少ないこんにゃくや豆腐に、コクのあるトマトソースとバルサミコ酢が効いています。

野菜がとっても甘いのは、低温でじっくりと加熱しているから。素材の甘さや旨味がぎゅっと凝縮されています。

小鉢の中身は、カリっと焼いた車麩に、豆乳ソースをかけたもの。車輪のような形の車麩は、金沢で煮物やすき焼きによく使われる食材です。クリーミーなソースをたっぷりと吸いこんだ、モチモチの食感がたまりません。

デザートは、スーパーフードとして注目されているチアシード入りのフルーツゼリー。リンゴとベリーの爽やかな甘さに、チアシードのプルプルとした食感がぴったり。甘いものが苦手な方は、デザートの代わりにコーヒーを選ぶこともできますよ。

豆乳たっぷり、まろやかグリーンカレーも人気

「ほうれん草と豆乳のグリーンカレー」(950円)も人気のメニューのひとつ。ほっくり煮込んだひよこ豆が、カレーと相性抜群です。まろやかさを感じるのは、かつおだしが入っているから。程よい辛さがクセになる味わいです。

似てる!と人気の「水芭蕉ソフトクリーム」

「樫」の新たな名物になりつつある「水芭蕉ソフトクリーム」(500円)は、この町を訪れる人たちにもっと楽しんでもらおうとシェフが試行錯誤した自信作。

青汁を混ぜた餅粉クレープに豆乳ソフトクリームが包まれた姿は、まさに水芭蕉そのものです。

カフェとして、ソフトクリームやコーヒーだけでも気軽に立ち寄れるお店です。

地元の手づくり作品を集めた雑貨コーナー

お店の一角には、石川や富山で活躍する手づくり作家さんの作品を集めた雑貨コーナーが設けられています。

人気の商品は方言ハンコ。ユーモラスな動物のイラストに「あんやと(ありがとう)」などの方言が添えられています。 17時からのディナーメニューはアラカルトが中心。近江町市場などで仕入れた食材を使った季節の味が楽しめます。

北陸旅行で石川と富山を移動する際に立ち寄ったり、金沢から一足のばして「棟方志功記念館」がある富山県南砺市福光町まで行ったりするのもいいですね。

自然に囲まれた水芭蕉の町でぜひ、ゆったりとした時間を過ごしてみて下さい。

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