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日本とこんなに違う?イギリスの慣らし保育スケジュール

  • 2024.4.3
出典:ぎゅってWeb

次男もうすぐ2歳。保育園が始まります

こんにちは、kyokoです。冒頭写真は近所のショッピングモールで、アクション映画の撮影をしたいという長男の希望により撮った1ショットです。(本文とは関係ありません)

今、私はもうすぐ2歳になる次男の保育園の慣らし保育中にこのブログを書いています。生後4カ月でイギリスに引っ越してきた次男ももうすぐ2歳、そろそろ保育園にと思った次第です。

今日は慣らし保育4日目、次男が泣きながらもデュプロに気を取られている間にスタッフルームに呼び出され、「このままではあなたの息子は預かれない」と宣告され、ぐったりしているところです。

長男の時って…?

思い返せば約5年前の今ごろ、当時0歳だった長男の保育園生活が始まりました。彼も一歩保育園に入った瞬間からギャン泣きし、ごはんも食べられず、先生から「ちょっとこのままでは難しいかも…」と言われる始末。私は職場復帰早々、会社の育児関連のシステムをフルに使って休暇&時短勤務をさせてもらい、2カ月に渡る慣らし保育を経験しました。

イギリスの慣らし保育って?

今回、次男の保育園申し込みにあたり、慣らし保育は1週間と聞いて「そんなもので良いんだ…」と拍子抜けしました。後は保育園側で何とかしてくれるんだ、と勝手に甘い見積もりをしていたのです。

当初のスケジュールでは、
1日目 親子一緒に保育の現場に入って慣れる
2、3日目 親は少し離れた場所から見守る
4日目 子ども1人で保育を経験。親は別室で待機
5日目 予備日
このような予定でしたが、4日目の本日、いまだ親子分離ができずにいます。

親子分離の仕方

日本の保育園では、子どもがギャン泣きしていても、「さあ、お母さん、今のうちに行って!」と無理やり別れさせる方法が多いと思います。

ここイギリスでの親子分離は、かなりマイルドでした。まず、泣いている間は無理に引き離しません。(親としては1分でも早く預けたい!)子どもがリラックスしているなと先生が判断して、ようやく親は別室へ退避です。

「少しぐらい泣いていても大丈夫!」と言われていましたが、5分ほどたつと「あなたのベイビー、全然泣き止まないわ」とあっさり親が呼び戻されて振り出しに戻ります。というわけで、我々親子は慣らし保育というすごろくをなんどもプレイしているわけです…。

まさかのアイテム投入?

子どもがどうしても泣き止まない場合は、レスキューアイテムの持ち込みが可能です。日本の保育園ではあまりないですよね。お気に入りのおもちゃや、親の匂いが染みついたシャツやタオルなど(なんかちょっと恥ずかしい)、持ってきても良いと言われています。

驚いたのはまさかのアイテム!「家で使っているおしゃぶり持ってきてくれる?」

お・しゃ・ぶ・り!?

次男はもうすぐ2歳です。おしゃぶりは遠い昔に卒業したと伝えると「えっマジで?」みたいなリアクションになりました。そういえば公共の場所でも、4、5歳にはなっているであろう子ども達がおしゃぶりを咥えているのを見かけるので、こちらでは大きい子がおしゃぶりは普通なのかもしれません。

そんなこんなで明るい兆しが…?

ここまで書いていて、ふと気づきました。園舎中に響き渡っていた次男の鳴き声が聞こえません。先ほど先生が来て言いました。「今あなたのベイビー、1人遊びしているわよ!」

4日目にして我々親子の慣らし保育すごろくは、やっと前進し始めた様です。
「じゃあ、来週は予定通り預けても…?」
「それはまだダメ」
まだまだ次男独り立ちへの道のりは長い…。

完全に余談ですが、保育園のシェフ、インド系の人なのでカレーがめちゃくちゃおいしい!

<ぎゅってブロガー/kyoko>

夫と4歳、0歳男子二人の4人家族。 夫の突然の転勤でロンドンへ引っ越し。 海外子育て奮闘中です。 大好きなヨガやアロマのことをはじめ、ロンドン子育て事情を発信します!

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