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外国人義母の衛生観念がヤバすぎて倒れそう…→日本だったら離婚の危機です!【大家族・オブ・カリビアン(8)】

  • 2024.4.2

<外国人義母の衛生観念がヤバすぎて倒れそう…→日本だったら離婚の危機です!>大家族・オブ・カリビアン[#8]

(前回の続き)靴を机の上に置く義母から生まれたプエルトリコ人の夫も、ときどき信じられない感覚を披露します。

靴の空き箱が丈夫でちょうど良いサイズだったからか、夫のキッチン用具入れ(!)と化していたり、もともと片付けが苦手な夫は、あれもこれもと雑多にしまっている収納ボックスの中に、キッチン用具と靴が一緒に入っていたり・・・。
しかしさらに予想の斜め上をいくプエルトリカンファミリーの行動を、私は目の当たりにすることになるのです。

義母は掃除はこまめにやっているのですが、大家族が土足で出入りし、犬が3匹いる家が、そうそうキレイなはずはありません。
私の場合、散らかさなければ片付ける必要はないと考えているのですが、そんな感覚を持っているのは、ここでは私だけなのでしょう。

それなのに、義母は自称「キレイ好き」。
「汚いところで生活できない」などとしょっちゅう文句を言っているのすが、ぶっちゃけ「それは私のセリフだっ」と、私は心で思っています。(口が裂けても言えませんが)

そんなある日、私は家の中で目を疑いました。
家の中のあらゆる場所の掃除に使っている義母愛用のモップが、キッチンのシンクの中に突き刺さっていたのです。
私の記憶が正しければ、モップはバケツで洗うものだと思うのですが、、、

犬の粗相もされている家中の「床」と、本来なら出会うはずもない「キッチンのシンク」がお友達になった決定的瞬間を、いまでも私は忘れられません。

そしてそんな義母から生まれた私の夫も、以前まだハワイに住んでいた頃、同類の奇行に及んでいたことを私は思い出しました。

ハワイで住んでいたアパートで、キッチンのシンクの排水がうまくいかず、詰まってしまったことがありました。そこで夫が持ち出したのは、トイレの詰まりを解消するアレ、いわゆるカッポン(またの名をスッポン)。もちろん使用済み!

キッチンの詰まりを直すのに、トイレのカッポンを使う輩がこの世に存在していたとは・・・。
私はこの時世界の広さを痛感しました。まだまだ井の中の蛙だったのですね。

しかしまあ、結果、そんなんでキッチンの詰まりが直るはずもなく、「便器で使用したものを、キッチンで使うなっ!!」と、ただただ夫は私に叱られ、しぶしぶと消毒しておりました。

そんな説教をしたのは、きっと私が日本人初。
これからも想像の斜め上をいく我らがファミリーを、末長く見守っていきたいと思います。

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