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「これが本物の愛」幼少期の母に芽生えた、いびつな愛の伝え方|僕とママの3mの距離

  • 2024.4.2

この作品は、もっち・女たちの体験談・漫画(@mocchi_kakei)さんのフォロワーさんの母と息子の親子関係の悩みを描いた実体験です。母がどうして太郎の後をついてくるのか、なぜ病院嫌いになったのかを振り返っています。太郎の母は幼いころ、母親によるネグレクトを受け、祖父母と一緒に暮らしはじめます。このころ、いじめを受けていたのですが誰にも相談できず悩んでいました。しかし、祖父母は孫娘の変化に気づき、対処してくれていたのです。『僕とママの3mの距離』第36話をごらんください。

太郎の母は、引き取られた祖父母からたっぷりと愛情を受けて育ちました。なかでも、祖母が一緒に学校へ登校してくれたことや、自分が黙っていてもいじめが解決するように裏で動いてくれたことがとてもうれしかったようです。この体験がきっかけで、太郎の母は息子が大人になっても、ずっと後をついてきていたのですね。

適切な親子の距離感とは?

親子の距離感について描く本作『僕とママの3mの距離』に登場する母は、息子・太郎にいつでもついて歩く母親でした。そのことで、中高生の時は同級生にからからかわれたり、部活動をやむなく退部したりしたことも。そしてなんと、太郎が社会人になってからも、母は毎日後ろを付いて歩きます。

ある日、たまたま再会した小学生時代の担任にアドバイスされ、太郎は母を精神科に通わせることを決意。しかし、母はかたくなに病院にいくことを拒否。その後、太郎は母自身の幼少期の経験が、自分との異常な距離感に関係していることを知るのした。

親が子どもを心配するのは当然の感情です。しかし、愛情ゆえの行動が子どもに窮屈さを感じさせたり、自立を妨げたりしていないかは気にかけておきたいですね。子どもの成長に合わせた距離感を保ちつつ、親の関わり方を変えていくことが大切だと感じさせられるお話です。

著者:kotti_0901

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