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やってたら注意!整理収納コンサルタントがプロになる前にやってた片付けのNG行動

  • 2024.4.3

整理収納コンサルタントの須藤昌子です。現在では、家庭科などで「片付け」の授業がありますが、以前は、「整理整頓」は良い事と言われるだけで「片付けって何のためにするのか?」「片付けって何が良いのか?」を誰も教えてはくれませんでした。そこで今回は、片付けを知るために、私が重ねてきたNG行動から片付けのコツをご紹介します。

NG行動①モノを捨てない片付け

片付けや模様替えが好きで、家じゅうをきれいにしたいと色々なことをしていましたが、その時に疑問に感じたのは、きれいに分かりやすく収納しようとすると、モノがあふれるという事。

せっかく片付けたのに、収納場所にモノが収まらなくなるんです。

そんな状況になった際は、溢れたモノを何とかうまく収納場所に収めようと苦戦していました。

そんな状態にもかかわらず、私はこの時に「なぜ、モノが収納場所からあふれてしまうのだろうか?」「溢れないようにするには、どうしたらよいのか?」なんてことを考えたこともありませんでした。

今になって考えると、その時もっとしっかりとその理由を考えていたならば、もしかしたら私の中には「使わない持ち物を捨てる」事が必要だという答えに行きついていたかもしれません。

そうすればなかなか片付かないことに悩むことなく、使っている使っていないの基準から、モノ選びをしていくことが出来たかもしれないと思います。

片付けについて勉強してくる中で分かったのは、モノは種類やそれぞれの数が多ければ多いほど、収納場所に分かりやすく収納するには、スペースが必要だということ。そして収納スペースには制限があるので、持ち物の数を減らさなければ、分かりやすい収納は実現しないのです。

つまりは、使っていないモノを処分して、使っているモノを残す事によって、おうちの中が整う事になりますから、収納スペースに合わせて持ち物の量を減らすことが出来れば、おうちの中は片付いていくんです。

NG行動②詰め込み収納

片付けでモノを「捨てる」という事を知らなかった私。だから、いかに「きれいに、持っているモノすべてを収納場所に収納するか?」を頑張っていました。

その結果持っている沢山のモノは、収納場所にきれいに収まっていきました。見た目はピシッとモノが収まり、気持ちよかったです。

ですが、その完璧に収まった収納の中に使いたいモノがあった場合は、憂鬱になります。その理由は、せっかくのきれいな状態を崩さなければならないからなんです。

「ジェンガ」というゲーム、ご存じでしょうか?まさにあの状態です。

そのうち自分の中で「いかにそこにあるモノを使わないで暮らすか?」を考えるようになっている自分に気付きました。でも使わないわけにはいかず、せっかく積み上げたきれいな収納場所は、モノを使うたびに崩れていきました。

モノは、使うためにあるはずなんです。だから持ち物をいかに使わないようにするかって、片付けとは真逆の事なんですよね。使うモノを使いやすく収納するのが片付けですから、詰め込まず、持ち物をいつでもスムーズに使いやすくすることが大事なんですよね。

片付けは自分の心地よさを作る事

何かをするときに、さっと行動に移せるって本当に気持ちが良いですし、やりたいことに集中できますよね?片付けの目指すところは、そういったことなんです。

そうなるためにも、多すぎるモノ使わないモノを手放して、持ち物を減らして、使いやすいスペースを確保して、モノを使う事を楽しめる暮らしにしていく事を目指していきましょう。

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