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タイガー・ウッズのシューズを手掛けた人が創業者!大注目の1足とは?

  • 2024.4.2

23年11月に「第15回ゴルフショップマジック大試打会」が開催され、過去最大の36メーカーが出展。今回は1階の全打席だけでなく、2階のパッティングエリアも使用。会場前には行列もできて、多くの来場者が詰めかけた。この試打会ならではの魅力は、地クラブメーカーの最新モデルが打てること。大胆な発想や設計で作られ、所有欲をも満たす、個性的だけどきっと強い武器になる! お宝的なクラブを探してきた!

7周年記念の限定モデルも発売 ロフト・ライ角が変えられるカチャカチャ式パター

鹿又 ドライバーはカチャカチャ式のモデルが主流ですが、パターでカチャカチャ式は珍しいですね。

阿部 特許出願中の「オーバーホーゼル可変スリーブ」で、ライ角とロフト角をプラスマイナス1・5度可変することができます。

鹿又 ライ角は大切ですよね。

阿部 自分に合ったライ角で打つことで、あきらかに転がりが変わると好評です。

鹿又 重心も深めですね。

阿部 ボディは軽比重のアルミニウムで後方のウイング部分をステンレスにしているので、深重心&高慣性モーメントになっています。

ラズルダズル CSP

SPEC●ロフト角/3度●ライ角/70度●ヘッド素材/アルミニウム、ステンレス●価格/9万6800円〜

標準のライ角は70 度だが、オプションパーツ(3 万800 円)で、ライ角67 度から± 1.5 度、ライ角73 度から± 1.5 度にも変更が可能

セルフチューニングを極めたパター 1本のパターで3つのフェースと3つの重さに

鹿又 ついに「VATIC」からパターが登場したんですね。

井出 鈴木愛プロなどのパッティングを指導したプロコーチ・南秀樹氏が監修をつとめたパターです。

鹿又 特徴は?

井出 3つのフェースに変えられることです。

鹿又 取り外し可能なんですか?

井出 フェースはステンレス、樹脂、ジュラルミンに交換可能です。

鹿又 その日の調子で変えられるんですね。

井出 ウエイトも5、10、15グラムを自在に組み合わせることができるので、フェースと合わせて27通りの調整が可能です。

VATIC GOLF P-011

SPEC●ロフト角/3度●ライ角/70度●ヘッド素材/ステンレス、ジュラルミン(フェース)、樹脂(フェース)、ステンレス(フェース)●価格/9万9000円

ウエイトを変えることで、ヘッド重量も最大20gの幅で調整が可能

クラブ以外のお宝ギアも発見!米国ではすでに大人気! 大ヒットの予感日本初上陸の「ペインター」

鹿又 このシューズは、2023年のPGAショーでも話題になっていましたね。

江藤 いよいよ日本でも発売開始です。

鹿又 そもそもどういうメーカーなんですか?

江藤 設立は2021年。ナイキでタイガー・ウッズのシューズを担当したマイク・フォージーが共同創業者のひとりです。

鹿又 私も履いてみましたが、すごく楽ですね。

江藤 米国のドラコン選手やPGAツアー選手も使いはじめています。

鹿又 2024年は大ブレークしそうですね!

アウトソールは、中央部のエアーポケットキャビティとカーボンプレートにより地面反力を最大化させる

米国のギア情報サイト「MY GOLF SPY」で、トップ5 に3モデルが選ばれた実績がある

WBCでも話題! プロ野球選手は700名以上が使用 片山晋呉が絶賛する「糸」のベルト

鹿又 このベルトは私も注目していましたが、サポーターに近い感覚ですよね。プロ野球選手の間でも大流行だとか?

はい。「コア・エナジー」はサポーターベルトで、プロ野球選手の7割、700名以上が使っています。伸縮性が高い糸で編んでいて、片山晋呉プロからも高評価をいただきました。先のカシオワールドオープンで優勝した鍋谷太一プロも使用しています。

鹿又 ゴルフ界での実績も十分ですね。ベルトが嫌いな人も、これならつけたくなりますね。

「この繊維に使われる特別な糸は国内工場で特注製造しています」(筧)

WBC で活躍したヤクルトの村上宗隆などトップ選手が使っている

いかがでしたか? クラブと合わせて、ゴルフの人気グッズを手に取ってみてください。

聞き手=鹿又芳典
●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。

構成=野中真一、編集部 写真=田中宏幸

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