旬のおいしさが詰まったスープです。ご飯にかけたり、パスタと和えたりしても美味!おもてなし上手と評判の料理家の小堀紀代美さんに、ゲストに喜んでもらえるちょっとしたご馳走レシピを教わりました。
■“あさりと春キャベツのスープ”のつくり方
柔らかな春キャベツとぷりぷりに身が肥えたあさりに白ワインで風味をつけるだけ。
◇材料 (2~3人分)
キャベツ:1/3個(四つ割りに切る)
あさり:300g(砂を吐かせる)
白ワイン:50ml(酒でも可)
タイム:2〜3本
塩:小さじ1/4
オリーブオイル:適宜
(1)キャベツを煮る
鍋にキャベツを並べて塩をふり、水200mlと白ワインを加えて蓋をし、中火で5分加熱する。
(2)あさりとタイムを加える
あさりとタイムを加えて蓋をし、あさりの口が開くまで加熱する。
(3)味の調整をする
スープの味をみて足りなければ塩(分量外)で調える。
(4)仕上げ
器に盛り、好みで黒胡椒少々(分量外)を挽きかけ、オリーブオイルをかける。
――教える人
「小堀紀代美」
料理家。料理教室「LIKE LIKE KITCHEN」主宰。大きな洋菓子店である実家をルーツとし、世界各地への旅で出合った味をヒントに、センスあふれるレシピを考案。とことん試作をくり返すため、「本当においしくつくれる!」と評判を呼んでいる。著書に『ライクライクキッチンの旅する味 予約のとれない料理教室レッスンノート』『ごはんにかけておいしい ひとさライス』など多数。夫と愛犬サンデーの2人と1匹で暮らす。
この記事は四季dancyu 2023 春に掲載したものです。
文:藤井志織 写真:山田 薫