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この顔反則!「天使すぎる」アザラシ“ミゾレ”がやってきた 前例のない人工哺育で育ち…「人懐っこくコミカル」な姿に釘付け【北海道・小樽市】

  • 2024.3.31

SNSで大バズリ!話題のアザラシがやって来ました!

“天使すぎるアザラシ”と呼ばれているんです!

「きょうはもう一番に『ミゾレ』に会いに来ました」

「相変わらずかわいい!」

ファンが“悶絶”しちゃう…!「ミゾレ」と呼ばれ、大人気のアザラシとは?

3月16日、通常営業が始まった「おたる水族館」。

Sitakke
水の中で逆さの「ミゾレ」

開館を待つ人のお目当ては、新たに仲間入りしたアザラシ「ミゾレ」です。

中には、神奈川から来た“ミゾレ”ファンも!

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「アザラシはみんなカワイイけれど、私にとっては、ミゾレは特別なアザラシ」なんですって。

「ミゾレ」は、2023年11月、大阪の水族館からやってきた、もうすぐ3歳のオスのアザラシ。

輪のような模様が特徴の、ワモンアザラシです。

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海遊館提供

白いフワフワの毛並み…すやすやと眠る様子は、ため息が出るような可愛らしさ。

生まれてまもない頃の「ミゾレ」です。

Sitakke
海遊館提供

SNSにアップすると『天使すぎるアザラシ』として、一躍有名に!

そんな「ミゾレ」も生まれた直後は、低体温症により命の危機に瀕していました。

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海遊館提供

大阪・海遊館でミゾレ飼育担当をしていた 竹内慧さんは、「本当は母親に育てていって欲しかったけれど、やむを得ないということで、人工哺育を決断した」と話します。

ワモンアザラシの人工哺育は国内では前例がありませんでした。

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海遊館提供

飼育員が親代わりとなり、水に慣れさせ、泳ぎを覚えさせ、育ててきました。

Sitakke
海遊館提供

そんなこともあり、ミゾレは人が大好き!

飼育員さんが来る時間を何となく覚えてて、ドアの前で「出待ち」をしているのが、いつものパターンなんだそうです。

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飼育員さんもこの表情!(海遊館提供)

人懐っこい愛らしさで、多くのファンを魅了してきた「ミゾレ」。

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「ファンサ」ばっちりのミゾレ

月に3回「ミゾレ」に会いに来ているというファンは「ファンサービスがすごくて、とにかく寄ってきてくれる」と声を弾ませます。

おたる水族館にお引越し!

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大阪で人気者となった“ミゾレ”。おたる水族館への引っ越しが決まりました。

現在、ワモンアザラシを飼育しているのは、国内でわずか4カ所。

展示を続けていくためには、協力して繁殖に取り組む必要があります。

大阪・海遊館の竹内慧さんは「できるだけ若くて好奇心旺盛、感受性が豊かなうちに引っ越しをさせて、早く新しい環境になじんでほしかった」と話します。

こうして、大阪からカップル候補のメスがいる北海道小樽市へ。

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おたる水族館にいるメスの「ルル」と「ピセ」

引っ越しから、およそ3か月が経ったころ…。

「ミゾレ」は、小樽でも元気に水槽の中を泳ぎ回っていました。

この日は、体重測定。

体重計に乗ってもらおうと促しますが、ころんと転がってプールに入る「ミゾレ」。

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子どもらしいしぐさをみせる一幕も。

ちょっと時間はかかりましたが、無事、測定することができました。

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やればできる!

そして、小樽でのお披露目となった3月16日、「ミゾレ」の水槽の前には、ファンの姿が。

札幌から来たという「ミゾレ」ファンは、「もう…、幸せです」と感無量の様子。

神奈川から来たファンもいました。

隣の水槽にいるメスの「ルル」と「ピセ」に出会うのはもう少し先ですが、「ミゾレ」の小樽での新生活がスタートしました。

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大阪・海遊館で「ミゾレ」の飼育担当をしていた竹内慧さんは「とても人懐っこい性格で、また動きもコミカルで、見どころたっぷりのアザラシ」と小樽での生活を応援しています。

おたる水族館では、5年後くらいの繁殖を目指していくということです。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2024年3月18日)の情報に基づきます。

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