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「なんで!親族なのに!」不思議すぎる!義実家のルールに戸惑い&驚愕!

  • 2024.4.1

私は夫と結婚して10年が経ちました。この10年でいろいろなことがありましたが、今でも思い出すのが10年前の結婚当初。私の実家とはまったく違う義実家のルールについてです。今でこそ義実家のルールにも慣れましたが、当時は義実家のルールに戸惑い、不思議に思った経験があります。

親に敬語は当たり前?

夫と結婚することが決まって、初めて義両親に会うことになった日のこと。和食料理店の一室を貸し切って、食事をしながら夫と私と義両親の計4人でいろいろな話をしました。そこで私はふと疑問に思うことがあったのです。それは、夫が彼の両親に対して敬語で話していることでした。

「なぜ実の両親に敬語で話しているのだろう……?」。両親に対して敬語で話したことなんかほぼない私からすると、それはとても不思議な光景。親に対して敬語を使う理由を夫に聞くと「たとえ親でも目上の人だし、なんとなく癖で」というものでした。

親族でも半額返しのお礼は絶対!

入籍後に一番戸惑ったことは、義両親や夫の祖父母からいただいたお祝いのお礼をきちんと半額返しですることでした。

私の両親や親戚からもお祝いはいただきましたが、「お返しはいらないから。お金は大事に使いなさい」と言ってくれ、むしろお返しをしようとすると「いらない」と言われていたからです。

もちろんお祝いをいただいた方にお礼をしたい気持ちはあったのですが、自分の両親や親戚の対応に慣れていた私は、半額返しをすることで逆にお祝いの気持ちを無視してしまうのではないか? という葛藤が生じたのでした。

親族だからこそ礼儀はきちんと

両親に敬語で話すこともなく、親族へのお礼のお返しは気持ちだけだった私からすると、義実家のルールはとても不思議なものでした。

それを夫に話したところ「うちはお礼に関しては厳しいし、親族間でも礼儀はきちんとするように教えられたよ」という話をしてくれました。「親だから、親族だから別にいいじゃん」と甘えて育ってきた私にとって、夫のその言葉はかなり衝撃的でした。

正直、結婚当初は「親族なのに、どうしてここまで?」と義実家のルールに反発心さえありました。しかし、夫の話を聞いて「義実家のルールには従おう」と考えを改めました。

生まれや育ちが違えば、価値観が違うのは当たり前。そこをうまくやっていかないと結婚生活はできない、という考えに至ったからです。そして結婚10年が経った今も、とくにトラブルなく義実家とのお付き合いができています。

著者/小山田ちよえ
イラスト/sawawa

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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