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こし餡の中に混じる小豆の粒が食感のアクセント。福島・会津若松『松本家』の「水ようかん」。

  • 2024.4.1

あんこときなこをこよなく愛する3人の目利きが選んだ、お取り寄せしてでも食べたくなるご当地おやつ。毎日ひとつずつ、合計66点の名品の数々を紹介します。

こし餡の中に混じる小豆の粒が食感のアクセント。

江戸・文政2 (1819)年に日用品の店として創業。東山温泉の湯治客に茶菓子として振る舞っていた羊羹が評判を呼び、やがて羊羹づくりに専念。北海道産の小豆と信州産の天然寒天を使った自家製餡は、スルリと喉を潤すみずみずしさが身上。「小豆の粒が食感に変化を与えていて、食べ飽きません。湯上がりに食べたら、とてもおいしい。湯治のみやげにしたくなる味」(梅田)。冷蔵で届き、消費期限は冷蔵保存で3日。2本入り¥540。注文は電話、FAX、オンラインショップから。福島県会津若松市東山町湯本123 0242‒27‒2009 FAX0242‒27‒2119 8:00~17:00 水午後休(祝日の場合営業)

あんこときなこをこよなく愛する、目利き3名。

梅田なお実 Naomi Umeda 和菓子ライフプロデューサー・デザイナー

「毎日が和菓子日和」主宰。幼い頃、母のおはぎに魅せられて以来の筋金入りのあんこ好き。47都道府県のローカル和菓子を訪ね、その魅力を発信するイラストコラム執筆、和菓子と人をつなぐイベントプロデュースなどを行う。

高 由貴子 Yukiko Ko 和菓子ジャーナリスト

スタイリスト、編集者を経たのち、和菓子好きが高じてあんころりん名義で開設したブログが人気となり、『東京いとしの和菓子─あんころりんのおやつめぐり』(ソニー・マガジンズ)発売。至高のおやつは杵つきのつぶ餡豆大福。

畑 主税 Chikara Hata 『髙島屋』和菓子バイヤー

『髙島屋』全店の和菓子売り場を担当し、47都道府県の和菓子店に精通する敏腕バイヤー。名店の若旦那たちが集う恒例イベント「旅する和菓子」が『新宿髙島屋』で2024年2月15日(木)~19日(月)に開催された。きなこ愛も深し。

illustration : Tomoko Kuboi text : Yoko Fujimori (part of Hata), Yuko Saito (part of Ko), Mutsumi Hidaka (part of Umeda)
※掲載価格はすべて商品価格です。送料は原則的に別途必要になります。

 

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