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「ぎっくり腰かと思ったら…」真っすぐ立てないほどの腰痛→意外な診断結果に驚き!【体験談】

  • 2024.3.31
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40代になってから腰痛を感じることが多くなりました。痛いけど病院へ行くほどでもないと放置していたところ、ある朝ベッドから起き上がるときに強い痛みが……。ぎっくり腰かもと思い病院へ行きましたが、ぎっくり腰ではなく、意外な診断結果に驚きました。

慢性的な腰痛から、強い痛みに

40代になってから、仕事中に腰が痛いと思うことが多くなりました。デスクワークなので、仕事中はパソコンの前に座りっぱなし。長時間座っているとだんだん腰が痛くなります。座り仕事の後、立ち上がるときには腰を伸ばしづらく感じ、痛いと思うことがよくありました。

毎日のように腰が痛いと感じる日々が半年以上続いていました。でも周りにも腰が痛いと言っている人はたくさんいるし、病院へ行くほどではないとそのまま放置。しかし、ある朝起きようとすると腰にかなり強い痛みが……。ベッドから起き上がるいつもの動作が、腰が痛くてなかなかできません。

なんとか起き上がりましたが、立ったり座ったりするのがとてもつらく、トイレで便座に座るのもスローモーションのように時間をかけないとできない状態。もしかしたらぎっくり腰かもと思い近所の整形外科を受診することにしました。

整形外科での診断結果は

受診時は真っすぐに立っていられない状態でした。真っすぐ立とうとしても、腰が痛くて少し前かがみになってしまいます。また、正面から鏡を見たときに腰から上が右側に傾いていて、とても不自然な姿勢になっていました。整形外科へ行って腰が痛いことと真っすぐに立てないことを説明すると、X線検査をすることになりました。

検査の結果、骨には異常なし。とても腰が痛いので、異常が出なかったことにびっくりしました。そして医師の診察の結果、腰周りの筋肉が右側だけ凝り固まっていることが判明。これが痛みの原因だったようです。ぎっくり腰かもと思っていたので拍子抜けでした。右側の筋肉が硬くなり、伸びにくくなっているせいで真っすぐ立てなかったようです。

特に腰の右側の筋肉を酷使した自覚はなかったので意外でした。診察してくれた医師によれば、長時間座っていることも腰の筋肉に負担をかけるので腰痛の原因になるそうです。また、右側だけ筋肉が硬くなっていたのは、右側で物を持つことや、姿勢の癖などによって右の筋肉に疲労が蓄積したせいではないかと指摘されました。

私はパソコンのモニターを2画面にして仕事をしていますが、当時はモニターを正面と右側に並べて置いていました。そのため、上半身を右に向けることが多く、それが原因の1つだったのかもしれません。また、いつも右肩にバッグをかけていたので、それも良くなかったのかもしれないと思いました。

腰痛体操とその後の腰痛対策

筋肉が硬くなっていることが腰痛の原因だったので、筋肉を緩めてほぐす塗り薬を処方されました。また、受診当日にその病院がおこなっている電気治療を受けました。電気治療は初めてでしたが、かなり痛みがひいてラクになりうれしかったです。その後、1日おきに電気治療を計3回受けて痛みをほぼ感じなくなり、通院を終えました。

受診した整形外科はリハビリテーションルームを併設しており、そこで再発防止のための「腰痛体操」を教えてもらいました。椅子に座った状態で、左右の膝を交互に上げ下げする簡単な体操です。この運動は、腰にあまり負担をかけずに下半身の血行を良くするので腰痛持ちにおすすめだそうです。

そして、腹筋と背筋をバランスよく鍛えると、腰の骨が筋肉で支えられ姿勢が良くなり、腰痛予防になると教えてもらいました。その後、教えてもらった腰痛体操や、腹筋や背筋を鍛える運動を地道に続けています。

また、左右のバランスをよくするために、通勤時にはリュックを使うことにしました。仕事中はできるだけ真っすぐに座れるよう、モニターの位置を調整しました。あまり長時間座りっぱなしになることがないよう、意識的に休憩を取ってストレッチや腰痛体操をするなど、腰痛が再発しないように気を付けています。

まとめ

座りっぱなしでいることや姿勢の癖が強い腰痛の原因になるとわかり驚きました。デスクワークなのでどうしても座る時間が長くなってしまいますが、ストレッチをしたり、腰痛体操をしたりして腰痛予防に努めています。

左右どちらか片方に負担が偏らないよう、バランスも意識するようになりました。これからも腹筋や背筋を鍛えて腰に負担のかからない姿勢を保ち、腰痛にならないよう気を付けていきます。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

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著者:もめん


監修者:医師 中村 光伸先生

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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